ッセイ尾形は多才だ。芝居もする。一人でも二人でも大勢でも。国籍も問わない。ドイツ人と芝居をしたのも見たことがある。国際的に通じる面白さだった。


ラジオにも番組をもっている。いまやNHKの朝ドラの語りも。映画にも出ている。宮沢りえとの村上春樹の「トニー滝谷」はとてもよかった。春樹文学の坦々とした流れを彼は上手く演じていた。ロシアの映画には昭和天皇役で主演だ。


楽器はバイオリン、チェロ、ギター、ウクレレを芝居で聴いたことがある。どれも上手い。


さて今日は彼の書いた本。まずは電車では読めない。笑ってしまうから。内容は私がよく見る一人芝居に似ている。短編が6編の構成だったが、それぞれが日常のどこかで起こっているような物語。人間観察が大好きなイッセーさんがきっとどこかで見かけたことをもとに想像し物語を膨らませていった感じだ。


どの物語も貧乏だったり、ちょっと切なかったり、暗い過去を振り返ったりと明るい話では決してないけど、すごく笑っちゃう。



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