私の考える最高の「頑固ジジイ」であった。

すぐ頭に血が上り叱り飛ばす彼を「にわか知識人達」は恐れていた様だが、私はその様子を痛快に見ていた。

50年も前に五十代で亡くなった親父を思い出していたからだろう。

言ってる内容もそっくりで、言葉は過激だが国を思う気持ちは政治家の中でも群を抜いている。

 

東京消防庁での会見で福島原発への放水作業を終えた消防隊へ「国民に代わってありがとうと言います」と涙ながらに深々と頭を下げた所など、かつて親父が九州の戦友会で国の礎となった軍人達へ「ありがとうございます」と頭を下げた姿と同化して、思わず涙ぐんでしまった。

おそらく、其れらの態度の全てが左翼思想の人達には気に入らない所なのだろう。

だが「白洲次郎」が説き「三島由紀夫」が表現した「日本国」を憂う心を最後まで説き続けた石原慎太郎氏は、思想の左右に関わらず国を思う人には善き「先人」ではなかろうか。

 

 

もはや声が出づらくなった2013年、日本維新の会共同代表として国会で発言した此の国への提言は、一切合切凡庸な国民には「慎太郎の遺言」として人気がある様だ。

「葬式不要、戒名不要。我が骨は必ず海に散らせ」

コロナ禍を言い訳に、半ば諦めかけていた

「がんこGGの言わずに死ねるか」だが

慎太郎氏の動画を見ていて気が変わった。

「やらずに死ねるか」     がんこ GG