「ボニーとクライド」ほど新しくなく、かといって「OK牧場」ほど古くもない。
「西部劇の時代の終わり」を描いた不思議な時代劇「明日に向って撃て」の主題曲
「雨にぬれても」のヒットで一躍有名になった。
ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンの共演のはずだったが役柄を嫌ったマックイーンが降りた為、無名の新人ロバート・レッドフォードを起用し、配役も反転させて成功した。
主題曲も作曲者のバカラックによればレイ・スティーブンスの予定がディオンヌ・ワーウィックの薦めでB.J.トーマスになった様である。
いろいろな偶然が重なり、変化した末の大ヒット、世の中解らないものである。
映画は兎も角、B.J.トーマスを追悼するなら出色の出来栄えの楽曲
「ロックンロールララバイ」
個人的に、バンド時代はよく歌っていたとても好きな曲である。
オリジナルはボーカルグループの「ベルモンツ」、後半のファルセットの部分に当時の歌唱スタイルが偲ばれる。
Nothing moves my soul
Like the sound of a good old rock and roll lullaby