「腐ってもテレビ」である。 未だその影響力は甚大で

出来れば少し黙っていてくれたら高齢者の不安はかなり減るのだが・・・

黙るどころか喋りまくる、煽りまくる。

 

かつてPCR検査では遅れを糾弾し、ワクチンを確保すれば副作用を吹聴し、

医療従事者に接種が始まれば変異種には無効の疑いがあると言い、

接種が遅れればここぞとばかりに政府が無能と責め立てる。

ワクチンを造れない我が国を医療後進国だと叫ぶ。

ワイドショーは日本の崩壊を求めている様である

 

「いいから少し黙っとれ」  

 

 

 

現政権がコロナに関して無能なのは国民にとって不幸である。

そのせいで残念ながら防御の為の「一の丸」は突破されたのだ。

こうなっては「二の丸」を死守する方策を練らなければならない。

 

今は「一の丸攻落」の責任を追求する時ではない、

 

緊急事態宣言の不徹底やワクチン接種の遅れを政治のせいにしているが

元々政府に権限を与えない事を良しとして来たのは我々国民である。

有事に弱い体制は統治下で意図的に作られたもの、今に始まった事ではない。

通常の民主国家の権力を持たされなかったわが国では誰が政権を運営しても同じだ。

手枷足枷のままで動きが鈍いと罵る事に何の意味があろうか。

 

強権発動が出来ない限り、ワクチン接種の現場では各自治体の役人の判断を仰ぐ事となる。

河野大臣が言う通り役所の人間が効率よりも平等を選んだのなら結果としてどんどん遅れるだろう。法的にはもはや打つ手はあるまい。

役所の人間がどんな人間か、皆んな判っているではないか。

揉め事が起こらない事を最優先にした「事なかれ主義」。

コロナ禍でも変わる筈はない、「融通や機転」を利かす事など以ての外なのだ。

 

しかしこの「のんべんだらり」とした「暖簾に腕押し」のやり方で昭和から令和にかけて続いた数々の難局を乗り切ったのも事実だ。

メディアが決して言わないので敢えて言っておくが

反日武装戦線の「天皇暗殺計画」「アイヌ首長殺害事件」「丸の内ビル爆破事件」

更には「安田講堂事件」「よど号事件」「浅間山荘事件」などなど・・・

これらのテロ工作を政府の力である自衛隊に頼らず、公務員とアルバイトで鎮圧したのだ。

 

ワクチン接種とは言え、戦後初めて自衛隊が有事での働きをする事となった。

従来のメディアの方針であれば「あってはならないこと」であろう。

どう取り繕うつもりか・・・見ものである。

 

 

いずれにしろ「有事に弱い政治体制」が明らかになった以上、今後起こるであろう「尖閣有事」「台湾有事」などへの対応から、国民の深い議論が必要となる。

 

無能な現政権には愛想が尽きたが、口を開けば他人の悪口の野合の集には

はなから何の期待も無い。

 

そろそろ主義主張の左右を超えた日本のための政治家が欲しい。

手遅れになる日は意外に近い気がする。  

「なむさん」                      by がんこGG