日本人初、快挙である

 

 

 

元々才能のある彼に唯一欠けていたのが運、巡り合わせだったのだろう。

チャレンジ10年目にしての初制覇、渋野に続く快挙である。

女子の渋野は樋口に続く二人目だが男子の松山は史上初、

ついにニクラウスやパーマーに並んだのだ。

W杯で優勝するより難しいと言われたマスターズ制覇。

解説の中島もアナウンサーも感極まって「おめでとう、ありがとう」と言ったきり

しばし言葉も出なかったようだ。

アーメンコーナーでリードを広げた事で余裕を持っての優勝、

グリーンジャケットを着る事ができた最初の日本人。

松山英樹にエール。

 

池江選手といい、大谷選手といい、石川選手といい、

スポーツはいい。

人気も賞も今では金で買える物になってしまった。

誰にでもチャンスがあるのはスポーツしかない。

 

世界的にアジア系が疎まれる傾向にあります、前日も韓国選手のはしたない行動がありました。みっともなさを嫌う日本人の気質で少しでも状況を好転させたいものです。その意味で松山くんの態度はとても良かった。スポーツの世界だけは品格を失わないで欲しいものです。おめでとう、松山選手。

 

最終18バンで松山がウィニングパットを決めた後、早藤将太キャディがピンをカップに 戻し、キャップを脱いでコースに深々と一礼。この礼儀正しい姿に、『マスターズの新た な伝統か!』、『なんて素晴らしい瞬間だ』、『あのキャディは誰だ?』と早くも話題 に。