追悼 村上"ポン太"秀一  70歳 

派手さはないがバンドの重しにもってこいのドラマーであり、多くの歌手のライブやツアーに参加した、なくてはならないドラマーだった。

シニア向け音楽番組のホストとして頼んでみようかと考えていた所だっただけにショックである。

ポン太の由来は家の都合で4歳まで育てて貰った母親の親友、芸妓「ポンタ姐さん」に因んだあだ名である。元々は管楽器を吹いていたがドラムが好きで「赤い鳥」のバンドオーデションに参加、採用となってから本格的に稽古したようだ。聞く所によるとオーディションに参加した時はドラムを叩き始めて四日目だったとか、才能とは恐ろしい。

後年はジャズなどジャンルを超えて才能を発揮したが、デビューとなった赤い鳥の演奏を懐かしく見てみた。

ウッドストックの影響からだろう、赤い鳥がロックバンドの様である。

大村憲司のギター、村上ポン太のドラム、違う印象の演奏だ。

オリジナル歌詞の「翼をください」この頃の赤い鳥が一番好きと言う人が多い。

ご冥福を祈ります。