元ミドル級世界王者マービュラス・マービン・ハグラーが亡くなった、66歳。

レナード、ハーンズ、デュラン、と四天王の時代はとても濃い時代だった。

今も昔もミドル級は最も競争の激しいクラスでスーパースターを多く輩出している。

その中でパンチ力ならジュリアン・ジャクソンだが、最も強いのがハグラーだと私は思う。

そして現在はGGGゴロフキンが最強だと思っている。

アメリカンプロモーターやTVは彼に勝ったカネロ・アルバレスが最強と言うが、その二度の戦いを見ても私はゴロフキンの方が勝っている様に見えるし、強く思える。

いずれにしてもビックスターすぎて別団体のチャンピオンである村田選手であっても対戦相手の候補にすら入れて貰えない。

そのゴロフキンに挑戦出来た日本人選手がいる。

石田順裕。ほぼ無名の彼がなぜ彼に挑戦出来たのか。

この事はボクシング好きの私のとても好きな話で、一番元気を貰える「物語」になっている。

今でも落ち込んだ時、時折見ては励まされる。

 

石田順裕vsジェームス・カークランド  石田順裕vsゲンナディー・ゴロフキン

 

彼の奥さんの言葉が秀逸でまるでドラマの名セリフ、いや、脚本では思いつかない言葉だ。