こんばんわ。YUKIです。
***強いトラと黒いウサギ***
「あの時のウサギの息子。それがあいつなんだってのはすぐに分かった。」
「確かに父親にそっくりな黒いウサギだ。」
ふふふ。
小さな声で笑うトラ。
見間違えようのないほど、父親にそっくりな毛色のウサギ。
その後ろ姿を見つめる眼差しはいつかの黒い父親ウサギの眼差しによく似ていました。
。。。
。。
しばらく走っていたウサギは、たくさんのウサギの巣穴の集まる場所へと着きました。
走っていたウサギは立ち止まり、辺りをキョロキョロと伺います。
「よし、まだ誰も起きてないみたい。」
ウサギはほっとして自分の巣穴へと潜り込もうとしました。
その時、
「おい!お前!」
静かな夜明けに大きな声が響き渡ります。
ハッとし、声へと振り返る黒いウサギ。
「あ。。。お、おはよう。」
黒いウサギの目の前には白いウサギ。
恐る恐る挨拶をする黒いウサギですが、白いウサギからの返事はありません。
「。。。お前、いつも夜中に何してるんだ?」
白いウサギは探るような声で問います。
「な、何って。別に何も。。。」
ウサギは無意識にトラの事を隠しました。
言えばトラの事も何か悪く言われる気がしたからです。
「ふん!隠したって無駄だよ。お前、あのトラなんかと仲良くやってるんだろ。」
それを聞いた黒いウサギ。
見られていたんだと分かり、黙り込んでしまいます。
「黒いウサギはやっぱり信用できねぇな。」
「どうせあいつに頼んで俺らのこと食わせる気だったんだろ?」
白いウサギは体勢を低くして、警戒しながら話します。
「そんな?!そんなことするわけないじゃないか!」
白いウサギの言葉を必死で否定する黒いウサギ。
いつもと違う白いウサギの態度に嫌な胸騒ぎがします。
「信用できるか!おい!みんな、起きろ!」
白いウサギはたくさんの巣穴に向かって他のウサギたちを起こし始めました。
「悪魔だ。悪魔が俺らを食おうとしてるぞ!」
次々に他の白いウサギたちが起き出し、寝起きの頭でその言葉を聞きます。
「なんだなんだ?」
「私たちを食べるですって?」
「あ!黒いやつじゃないか!」
「そうだ。あいつはあのトラと仲良くして、俺らに仕返しをしようとしてる。」
「あの黒い悪魔をここから追い出そう!」
寝起きだったウサギたちは次第に目の色を変え、黒いウサギを睨みます。
「え。。。みんな。。。僕はそんなこと。」
「そんなこと考えてなんかないよ!」
黒いウサギの言葉。
それには誰も耳を傾けようとはしませんでした。
白いウサギたちから一斉に集まる目線。
黒いウサギは言葉も出せず、足も動かすことが出来ずにいました。
「よし、みんな。あいつを追い出せ!」
鋭い前歯。鋭い爪先。
たくさんの白いウサギたちは1匹の黒いウサギ目掛けて襲い掛かります。
―どうして?なんで?―
仲間の中で自分だけが黒く、言われ続けた陰口。
みんなが寝静まった時間にしか自由に動き回れない夜。
そんな中、出会った1匹のトラ。
トラだけは自分の姿に偏見を持たず仲良くしてくれた。
お腹が空いていたのに目の前の自分を食べずにいてくれた。
一緒に木の実を食べ、遊んで、月を眺めた。
楽しくて自由な唯一の時間。
それら全てが黒いウサギの頭をめぐって
目から大粒の涙が溢れ落ちました。
***つづく***
2011/11/22(火)
本日レッスン。
1つめ。AKANEさんキッズHIPHOPクラス☆
はっけよーい。。。
わっしょい。わっしょい。
ってカウントがぴったりな振りに見えました。
2つめ。HIROTAさん&RYUJIRO-さんキッズブレイキンクラス☆
キッズっていうかわいらしい響きはいずこ?
年齢層が次第に上がったこのクラスも
今回はレベルupで振り作りです。
ちなみにあと1人参加する生徒さんがいます。
唯一のキッズ少年。
はよケガ治して帰ってこーい。
んではこの辺で。
おつかれしたーノ"





