車両保険の保険金請求をしてから3週間。
ようやく保険会社から連絡があった。
水没したソリオはやはり全損。
警察に電話した時、とにかく脱出してくださいと言われて土砂降りの雨の中呆然と眺めた。
新車で買ってまだ4万ちょっとしか走ってなかったからかなりのショックだった…
けれども全損になったことで保険金は下りる見込みとなった。
(因みに保険会社はアクサダイレクト。ネット型保険で少し心配してたけど、ちゃんと補償してくれた)
実はすでに新しい車を納車した。
納車したとは言っても中古のルーミーだ。
ただでさえ出費が激しくてヒーヒー言っている中で起きた水没。とてもじゃないけど新車を買っている余裕はない。
車両保険が効くからその保険金にプラスして良い車を…なんて悠長なことも言っていられない。
そんなこんなで買ったルーミーはXグレード。つまり一番下のエントリーモデル。
トヨタを謳っているが、実はダイハツ製。同じトヨタのタンクやダイハツ・トール、スバルのジャスティ等と同じシリーズ。
結果的に車両保険金に少し足しただけで購入できた。
ただ、来年からは等級が1つ下がって保険料が一気に上がるけど…まぁしょうがない。昨今の冠水被害の多さを見ると、全体的な保険料も上がるんだろうなぁ。
前のソリオのグレードは一番上のモデルだった。
今回の中古のルーミーは既に5万キロ以上走った上に一番下のグレード(2年落ち)
まだ少ししか走ってないけど簡単に比べてみた。
ソリオ
最上級モデル
排気量1200ccのマイルドハイブリッド、
オートエアコン
全長3710×全幅1625×全高1745mm
【室内】
全長2515×全幅1420×全高1360mm
車両重量990kg
ルーミー
エントリーモデル
排気量1000ccの3気筒エンジン
今どき珍しいマニュアルエアコン
全長3700×全幅1670×全高1735mm
【室内】
全長2180×全幅1480×全高1355mm
車両重量
1080kg
ルーミーのエントリーモデルについて
【デメリットからのプラス思考】
◯ルーミーの排気量は1000cc(ソリオは1200ccのハイブリッド)。エンジン音がブオーンと賑やか。
→逆にレトロで渋いかも。高速は極力追い越しをせず走行車線をまったり走るのがベストだと思う。
*パワーモードを使うと僅かに軽快になるが、その分音も煩くなるので限定的に使ったほうがいい。基本的には急勾配用。高速用ではないと思う。
◯ルーミーは今どき珍しいマニュアルエアコン
→逆にレトロで渋いかも。操作は直感的で分かりやすい。
◯ルーミーにはタコメーターがついてない。
→普段は見ていなかったから別に構わない。スピードメーターが目の前にあるのは分かりやすい。(ソリオはメーター類が真ん中に集中してた)
◯ルーミーは全方位モニターがない。簡易的なバックカメラのみ(予想進路線すらでない)→ソリオには全方位モニターが付いていて、タイヤの軌道予測も、周囲の安全確認も共にわかりやすく駐車する時に安心感があった。
→基本に立ち返って目視で確認することで良いトレーニングになるかも
◯ルーミーはアイドリングストップ機能が余計。(バッテリーに負荷がかかる)
→アイドリングストップ機能を一時的に停止させることはできる
◯ルーミーのライトはハロゲン(ソリオはLED+フォグランプも付いてて明るかった)
→LEDに付け替えることは可能。オートハイビームがなかなか便利で良い。
◯ルーミーはハンドルがとても軽い
→慣れれば大丈夫
◯ルーミーのオーディオの音が安っぽい。(FMラジオがAMラジオの様に聴こえる)
→逆にレトロで渋いかも
◯ソリオに比べるとルーミーの燃費がかなり悪い。
→ソリオのハイブリッドと比べるのはフェアじゃない。ファミリーカーとしては仕方ないのかも。
【その他】
◯ルーミーの運転席にはアームサポートがない
→しょうがない!車があるだけでも幸せ。
◯ルーミーのワイパーは作動間隔を細かく調整出来ない
→しょうがない!ガラコスプレーで誤魔化せ。
◯ルーミーにはシートヒーターがついてない
→しょうがない!車があるだけでも幸せ。
と、まぁデメリットばかり書いたけど、なんだかんだ言って値段の割に見た目とかは好きです。
何より私は今回愛車を突然失ったことで車がない生活を2週間ぐらい経験しました。ネット型保険で代車特約も契約してなかったので、とにかく我慢するしかなかった。車がない生活は本当に不便です。
ソリオより高さがやや低くなった上に車幅がやや広がったので安定感は増しました。オートハイビームなど自分が乗っていた2018年式ソリオにはなかった機能もあります。
パワー不足の方ですが、普通にバイパスとか走ってる分には全く問題ありません。アクセルを踏み込んだ時の最初の加速がもっさりしているなぁという印象は否めませんが、それ以外は大丈夫です。
高速の方も、私は以前仕事でオンボロの1.5トントラックを使って首都高を走ったりもしていたので、それを思えば全然平気だと思います。ブォーンと踏み込んで一時的に頑張り、後は走行車線をまったりと走れば良いのです。
もちろんソリオは高速で全然余裕でした。追い越しで苦労した覚えはありません。あれは楽だったなぁ。
とにかくこれからも安全運転。それだけです。そして冠水被害に遭わないように道選びも気をつけて。
カーナビに冠水迂回ルート機能とか付いていると助かるのにね。