続きです

 

 
ヴォーグのDr.キルン(電気炉テクニカルサポートとでも言うべきところ)の担当の方とお話しして教えていただいたことを書きますねニコニコ
 
 
☆電気炉の熱線は一定の焼成回数で切れてしまう☆
 
ということです
 
なるべく長持ちさせるには
 
① 焼成後はちゃんと40℃以下まで電気炉の温度が下がってから次の焼成を行う
 
② ガス抜き栓を開けっ放しで焼成しない(450度になったらちゃんと閉める)
 
この2つは熱線とその周辺のパーツへの負荷を減らすと言うことのようです
 
また、焼成回数をメモしておくとある程度修理の期間が予想できるようです
(昨年12月のお重を毎日焼成していた頃に壊れなくて本当に良かったです・・・)
 
 
 
今回修理に出した私の電気炉は修理の時に確認していただいた通電時間から考えると2年半で300回くらい焼成していたようです。
 
 
平均3日に1回位焼成していた計算になります
 
 
 
この回数だと特別はやく壊れちゃったという感じではないとのことでした・・・。
 
(正直言うと早すぎない?と思っているのですが昨年の11月と12月は毎日のようにフル稼働させていたので寒い時期の連続運転が寿命を縮めたのではないかと思っています)
 
 
 
ちなみに直近の心配としては
 
焼成が途中になってしまった作品はどうしたらいいの??びっくり
 
 
という点でしたが
 
 
 
焼成が途中になってしまった作品はなるべく触らずに埃が被らない場所で保管し、修理が終わったらもう一度同じ温度で焼成したら問題ないそうです
 
 
 
今回は転写紙、盛り剤、絵の具などいろいろ使った作品でしたがどれでも同じことが言えるそうです
 
また、今後の為にと教えて頂いたのですが
 
 
もしも300度付近で焼成がストップしてしまった場合、白磁が黒くなって出てくることがあるそうです
 
たまに慌ててしまって拭いてしまい転写紙が(焼き付いていないので)剝がれてしまうことがあるそうです
 
白磁が黒っぽくなってしまっていても焼成しなおせば問題無いので慌てずになるべく触らずに保管しておいてくださいね
 
とのことです
 
今回の私が電気炉で焼いていた作品は690度までは上がっていたので見た目はいつも通り焼きあがっているようにも見えますが箱に入れて保管中です
 
 
というところで
 
先ほど電気炉が無事に帰ってきました~!!
 
壊れた〜💦となった日から10日経ってやっと手元に戻ってきました
 
 
 
 
ラップでぐるぐる巻きアセアセ
 
怪我したみたい 苦笑
 
 
 
この外側も何重にも梱包されて届きましたよ
 
 
 
ヤマトさんがまた手早く開梱してキャスターにしっかり載せてくださいましたルンルン
 
今日はもう遅いので明日試運転してみようと思いますラブラブ
 
 
ちなみにこの修理やメンテナンスは基本的にはヴォーグから購入した方へのサービスとなっています
 
 
中古で買った場合、少なくとも前の持ち主がわかっていて、ヴォーグから購入していることが確認出来れば同じように対応していただけるみたいです。
 
 
 
メルカリなどで中古で購入した場合など、持ち主がわからないと修理に出す時にスムーズにはいかない可能性がありますので注意が必要ですね
 
 
電気炉をお持ちの方、これから電気炉を購入しようかなとお考えの方のお役に立てば幸いです
 
 

 

 

 

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