650B 27.5インチのロードバイクやTTバイクに使えそうなホイール&タイヤ まとめ

 

トライアスロンバイクCanyon Speedmax Disc 2021で使用できそうな650B(27.5インチ)

ロード用ホイールとタイヤをまとめました。一部グラベルも入っています。

 

※2021年10月にコンチネンタルGP5000S TR 650x30Bと650x32Bが発表されました!

650x25Bと比較して単純計算ですが、タイヤ周長が56mm伸びます。

700x25Cのタイヤ周長 約2,110mm

650x32Bのタイヤ周長 約2,034mm

その差76mm 3.6%に

 

2022/3/9 ICAN 650B G25を追加しました

 

ロード用ホイールとグラベル用ホイールの違いについてですが、

・リムの内幅による使えるタイヤサイズが違う

・ハブの防水対策

・スポークの数

・リムの剛性

などが違います、強いてグラベル用の方が重くて強度が高めに設計されていますが、技術の進歩によって強度が高くても軽量なホイールも続々出ています。

私の私見ではトライアスロンのショートならコースにもよりますが、速度の出し入れが多いので軽量で剛性重視、ミドルやロングなら重くてもハイトが高いホイールが良いと思っています。

ですが‥650Bには58mmハイト以上のホイールはDiscも含め今のところ見つかっていません。

 

しかし、650Bのホイールって軽くて空気抵抗も少ないんです。

ZIPPの発表では650Bと700Cと比較して650Bは12%軽量で7%空気抵抗は小さいそうです。

私は現在はSpeedmaxとInfliteにアッセンブルされている2セットを所有しています。

650Bに使用可能なタイヤサイズについてはほぼ下記のような感じです。詳しいことは割愛します。

 

650Bホイール=27.5インチホイール=ETRTO 584、外径を決定するのはあくまでもタイヤサイズです。ETRTOは新規格(ワイドリム)と旧規格(ナローリム)がありますので、今後タイヤを購入する際はETRTOの規格を確認する必要があります。

手組みにするか完組にするか迷うところですが、手組みでも専用設計であればスポークに無理な力は掛かっていないと思われます。

リムの剛性とは別にスポークテンションを考えるとストレートスポークが良いが、付け加えると剛性の高いトライアスロンバイクですがトライアスロンのバイクコースは比較的路面が安定しており巡行走行が主です、ホイールは真円剛性の高い専用設計のリムにストレートスポーク、振動吸収はワイドタイヤの空気圧で調整というのが良いかもしれません。

ホイール選びの際には、リムの設計、リムの高さ&内幅、ハブの性能、スポーク素材、組み方、タイヤとの相性、デザイン&見栄えをよく調べて値段相応のホイールを選ぶと後悔しないと思います。

 

■ロード用 リム高さ50mm以上

 

 

DT SWISS ARC 1100 DICUT db 1,381g(リム高50mm)

老舗DT SWISSの最高峰ホイールでバブはType 180、レッドのアクセントがカッコいいです。

ロード向け650B最強ホイール

この軽さなら佐渡島トライアスロンでも戦えます。

チューブレス 専用設計 完組 ストレートスポーク

 

DT SWISS ARC 1400 DICUT db 1,485g(リム高50mm)

Canyon Speedmax discにアッセンブルされているホイール Type 240ハブを搭載、同種の700Cと比較すると76g軽量となっています。

完成車に良いホイールがアッセンブルされているのは嬉しいです。価格と性能バランスが良くこのままレースで充分使えます。

チューブレス 専用設計 完組 ストレートスポーク

 

 

 

Reynolds AR58 DB 1,600gらしい(リム高58mm)

Reynolds にリム高さ58mmというホイールがあります。Canyon Aeroad Disc 2021モデルの2XSモデルにアッセンブルされているホイールです。重量はありますので巡航では最強?トライアスロン向き、安くて1,000ドル以下で58mmというのは嬉しいです。エアロ効果高そうですが、海外通販で買えるのかな?

ロード&グラベル 専用設計 手組みストレートスポーク

 
■ロード用 リム高さ40mm~45mm

 

 

ZIPP 303 FIRECREST 650B TL DB 1,520g(リム高45mm)

ZIPPの新型ホイールも650Bに対応しています、45mmのリム高にディンプル加工によるエアロ効果は50mmハイトに匹敵するかもしれません。価格も含めイチオシかな、2Wayチューブレス

ロード&グラベル 専用設計 手組み 首折れスポーク

 

ELITE WHEEL 650B gravel 1,365gぐらい(リム高45mm)

いわゆる中華ホイールですがYouTubeなどでインプレが公開されていますが、品質に問題はなさそうです。DT SWISSのハブを選んだり、スポークを変更したりカスタマイズできます。DT SWISS 180のハブにsapim CX Rayスポークで1,365g の軽さ!ヒルクライムにも使えます!さらに1,500ドル以下というのは必見です。

ここではハブを変えたりスポークを変えたりカスタマイズでるのは嬉しいですね、800ドルから1500ドル

ロード&グラベル 購入するなら、アリババのリセラーではなくここのような直販がオススメかなと。

ロード&グラベル 手組み ストレートスポーク

 

 

REYNOLDS ATR X DB 2019 1,500g以下(リム高40mm)

REYNOLDS ATR X CARBON CLINCHER WHEELSET 650B おそらく1,500g以下

ロード&グラベル 完組ストレートスポーク

 

ICAN 650B G25 1,386g(リム高35mm)

ICAN 650B G25 カーボングラベルホイール 手組ストレートスポーク

80,000円以下とコスパも良いです、軽さとリム高さのバランスも良いと思います。

DT SWISSのARCと比較して15mm低いですが軽さは同等でこのコスパ!

トレーニング用に最適ですが、決戦でも行けます。

 

 

 

  

■グラベル用 リム高さ30mm以下

PREMIE Prime Kanza 650b  1,550g(リム高30mm)

3万円以下で買えるPrimeの軽量アルミホイール 練習に最適、カーボン仕様もあり、最近ではYoutubeなどにインプレなども出ており、認知度や評価も上がっています。

3本、4本ローラーやハイブリッドローラー用に1SET持っておいても良いですネ

ロード&グラベル 専用設計 手組み 首折れスポーク 

 

 

Fulcrum - Racing 7 C19 DB 2-Way Fit 1,670g(リム高22mm)

フルクラム レーシング7アルミホイール650B3万円以下、重めですがフルクラムの信頼性。
練習用に最適
ロード&グラベル 専用設計 完組 ストレートスポークと思われる
 
MAVIC ALLROAD SL ROAD+ 650B 1,550g(リム高22mm)

MAVICの信頼性、見るからに剛性が高そうでイチオシです。

安定性が高く軽量で最新のマビックテクノロジーが満載 安心のUSTチューブレス

ロード&グラベル 専用設計 完組 ストレートスポークと思われる

 

 

650B ロードタイヤ 25mm~32mm

※2021.10にコンチネンタルからGP5000S TR 650-30Bと650-32Bが発表されています。

 

 

 

コンチネンタル Grand Prix 5000 650B(27.5)25-28

これさえあれば、じゅうぶんです。クリンチャーのみ
 

シュワルベ プロワン チューブレスイージー 650B 25-28

 

まとめ

 

2022/3/9更新 ICAN 650B G25が発売されたため練習用にはICAN 650B G25が筆頭に!

レースでもコーナーが多く速度の出し入れが多い場合は良いパフォーマンスを出せると思います。

 

練習用にはprime、フルクラムの安い首折れスポークが良いかな(50,000円以下)

私が所有しているDT SWISS ARC1400DBは28Cのタイヤ+140mmディスクローター+スプロケ11-25込みで

2,500gとかなりの軽量です。

Bikeinn.comで安く買えます、650Bで優秀かつ信頼性を考えると、ほぼこれ一択になると思いますが、満足度MAXです。

 

トライアスロンレース練習兼用ならDT SWISS ARC1400、Reynolds AR58のストレートスポークか、ZIPPはディンプル加工のリムですが安く手に入ればアリです。

DT SWISS ARC1400にコンチネンタルGP5000S 650-30B or 32Bの組み合わせがベスト!

 

 

値段と軽さ、各部品の性能が高いELITEカスタム(150,000円前後)は圧倒的なコストパフォーマンス、リムは45mm、DT180のハブにCX RAYスポークは気になります。

この軽さならトータル2,500g切れる筈。

 

首折スポークだから悪いとかは無いと思います。MAVICは、リム、ハブ、スポークのどれもが最新テクノロジー満載。

今後、650Bのディスクホイールやリム高60mm以上のディープホイールが発売されるのを期待していますが、正直なところリム高50mm以上のホイールって必要なのか疑問です。

リム高さ58mm、50mm、45mm、40mm、30mmについては確認できましたが、60mm以上やディスクホイールについては未確認です。情報をお持ちの方がいらっしゃったらお知らせいただけると嬉しいです。