駆動用バッテリーの保証について


三菱自動車工業株式会社 御中

いつもi-MiEV(HA3W)には、大変お世話になっております。

i-MiEVで月換算3000km、
年に3万6000キロ超を走破するヘビーユーザーです。

さて、2016年4月に発表された、

i-MiEV 駆動用バッテリーの保証について



この文中に、
(但し走行16万km以内)で駆動用バッテリー容量の70%を下回った場合に、無償で修理・交換を実施

と言う文面があります。
現在の私のi-MiEVは、既に走行距離が16万kmを超えているので適合外となりますが、
過去にさかのぼって、保証を適用出来ると言う回答を頂きました。(自工の担当者と2017年1月30日と2月1日に、電話にて確認)

なので、過去の容量測定の記録を見ると、初めて、バッテリー容量測定を行ったのが、
2014年12月7日  走行距離166,463kmで
「電池容量残存率」は、
68.54116%
と言う記録が残っております。

但し、バッテリー容量測定が販売店店で開始されたのが、2014年の秋冬からであり、
それ以前は容量測定では無く、バッテリー容量補正しか行なっていない状況でした。

測定が出来るようになった時点で16万キロを超えていた車輌の保証をしないと言うのは、余りにも理不尽ではないでしょうか?

制度が確立していたならば分かりますが、
制度が、車の走行距離に追いついていなかったのであれば、その部分にも保証をすべきではないでしょうか?

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実際、計算して見ると、

166,463km走行時に行った測定値が、
68.55%

新車の時(走行0km)に容量が100%として、「31.45%」容量が減ったことになります。

では、16万キロちょうどの時の容量は、

31.45(%)÷166463(km)×160000(km)=30.228(%)

新車時より30.228%容量が減ったと言うことになり、

16万キロちょうどの時に容量測定していたとすれば、「電池容量残存率」は、

69.772%

となります。

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このように、容量測定の無い時期でも、計算により容量を予測する事が出来るのに、
三菱自動車工業株式会社は、理由をはっきりと示さずに一方的に『有償交換です』と、提示してきます。

これでは、ヘビーユーズには電気自動車は向きませんと製造者自らが言っているのと同じと考えざる終えません。

世界が電気自動車の方向に向いている今こそ、三菱自動車工業株式会社の英断で保証して頂き、電気自動車のフラッグシップカンパニーとしての地位を確立して頂きたいものです。

どうか宜しくお願い申し上げます。