贈り物上手なマダムより
素敵なチョコレートをいただきました。
アルフォンス・ミュシャの
イラストが施された缶が美しい
スペインの老舗【アマトリエ】の
リーフチョコレート。
ミュシャの名前は知らなくても
「あ、その絵なら私も好き!」
という人も多いのではないでしょうか。
私も大好きなアーティストの一人です。
どれくらい好きかというと…
ミュシャの作品の為にプラハを
訪れてしまったほど…。
日本でもミュシャを題材にした
展示は幾度と無く開催されて
きましたが、建造物に描かれた
作品を日本に持ってくることは
出来ません…。
市民会館のホールにはミュシャの
祖国愛が詰まった壮麗な天井画。
建物の装飾もミュシャが手がけたもの。
そして、何といっても素晴らしかったのは
聖ヴィート大聖堂のステンドグラス。
それはもう筆舌に尽くしがたい美しさで
このステンドグラスの周りにだけ存在する
静謐な空気を感じられました。
そして旅の締めくくりに見たスラブ叙事詩。
ミュシャは一つの作品が6m~8mある油彩の
大作を晩年に20作残しています。
写真に写っている人との対比でも
作品のスケールの大きさが伝わるのでは
ないでしょうか。
実は2017年に国立新美術館でこの
スラブ叙事詩20点全てを3ヶ月間
限定で展示するという噂があります。
もし実現したら大変な混雑が予想
されますが、ファンにとっては
またとない貴重な機会となりそうです。