こんにちは
吉川駅南口徒歩6分、吉川美南近く、
本格ピラティスとヨガのスタジオ
Studio Mutter Pilates&Yoga(スタジオムッターピラティス&ヨガ)の
tomokoです
今日は、私のピラティスに関わるバックグラウンドを少しだけ・・・
私が有するピラティスの認定資格は、
Peak Pilatesという団体のフル認定です。
マットワーク、イクイップメント(リフォーマー、キャデラック、チェア、バレルなど)のエクササイズの
ビギナーからアドバンスまでの種目を網羅しています(ピラティスの全てのエクササイズというわけではありませんが…)。
Peak Pilatesは、いわゆる『クラシカル』と言われるスタイルで、
ジョセフ・H・ピラティスが成したオリジナルの方法から離れずにいるプログラムです。
フル認定に至るまでには、
何百時間もの自主練習はもちろんの事、
100時間を超える指導練習と指導の見学を経て、
少しずつステップアップするための研修を受けることができました。
(当時の最短スパンで取得しましたが3年くらいかかりました)ラッキーなことに、レベル1の認定を得た時点で、
Peak Pilatesのライセンスセンターであるピラティスアライアンス に勤務することができ、
4年余り修行させて頂きました。
アライアンスは、5人のインターナショナルトレーナーが常駐しているスタジオで、
日々、インターナショナルトレーナーの指導現場を目の当たりにしたり、
指導に関するアドバイスを頂いたり、
定期的にプライベートセッションを受けさせて頂いたりしました。
十数名の同僚インストラクターの存在も、
日常的に一緒に練習したり、情報共有やディスカッションしたりできて、貴重な存在でした。
また、”聖地”ニューヨークで活躍されている先生方をお招きした勉強会やセッションを度々受講させていただくチャンスも頂きました。
ここでの貴重な経験は、まさに”プライスレス”で、
今の私の土台であることは間違いないです。
臨月まで勤務させて頂き、
出産を機にアライアンスを退職。
産後、骨盤ケアをしてくださっていた
アーク鍼灸治療院 の篠原先生が、
「カイロとピラティスは相性が良いんだよ」(どちらも背骨にアプローチするので)と声をかけてくださり、
2011年1月から丸3年、
治療院の休診日を利用して、患者さん向けに週2日治療院にてピラティス教室を開講。
生徒さんが増えて、レッスン枠が足りなくなったことや、
やはり専用マシーンを使ったレッスンをしたいという想いが募ったことなどの要因と、
力を貸してくださる沢山の方々の後押しを頂き、
2014年1月にStudio Mutter Pilates&Yogaをオープンするに至りました。
私がピラティスを指導するにあたり、
皆さまにお伝えできる事は、
自分が学んだ事と、体感した事でしかありません。
なるべくジョーのオリジナルに忠実に(知る限りで…ですが)
クラシカルなスタイルで…と思っています。
ジョセフ・H・ピラティスが生涯で弟子としたのは、たったの6名。
ピラティスメソッドは、Individualなエクササイズなので、
それぞれの弟子たちが得た教えは、少しずつ違ったりします。
またその弟子たちから次世代へは、口頭で伝承していった歴史もあり、
現在、世界には沢山の流派が存在しています。
時代とともに・・・と様々な変化を加えている団体もありますが、(それを否定するつもりは全くありません)
私が、これまでに直接お会いする事ができた第一世代(ジョセフ・H・ピラティスから直接指導を受けた方)の先生方(ロン・フレッチャー、メアリー・ボーエン)も
沢山の第二世代(直弟子であった先生方から直接指導を受けていた方)の先生方も、
ワークショップやセッションの中で必ず、
「ジョーはこう言ったよ」あるいは、「ジョーはこうは言ってない」
と仰います。
そして、オリジナルの方法に少しアレンジが加わったエクササイズに関しては、
「これは、キャシーのワーク」
「これは、ロマーナーのワーク」
「これは、アイリーンのワーク」
「これは、パットのワーク」
「これは、ブロッサムのワーク」
と、ことわるのです。
皆さん、オリジナルの方法をとても大切にされています。
私も、まだまだ勉強中の身。
(100%ピラティスを理解できる日は来ないかもしれない・・・)
私は、オリジナルメソッドを生み出せるほどの知識もアイディアもありませんが、
レッスンの途中でピラティス以外の事をするときには、
「これは、ただのストレッチです」などと言葉を添えるようにしています。
“ピラティス”のエクササイズに何か別のものが加わった時点で、それはピラティスではなくなると思っています。さて、だいぶ遠回りした気もしますが、
ピラティスは、インナーマッスルのトレーニングでしょうか?
もちろんインナーマッスルも鍛えます。
でも、ジョセフ・H・ピラティスが言ったことはもっとシンプルで、
「すべての筋肉を均一に発達させよ」
です。
インナーマッスルを使え!なんて言ってなくて、
身体中の筋肉を使え!と言ったのだと思います。
運動不足、体全体の筋力不足の人は、アウターも使えるようにしないと生活の質、動きの質は向上しないのかな?と思うのです。
ピラティスは全身運動のプログラム
体のすみずみにまで意識を向けていきましょう。
尊敬する第二世代の先生方❤
キャシーの後継者:ブロッサム先生と
いつも私たちに貴重な経験と知識を与えてくださるユウコ先生

私がピラティス指導において最も影響を受けたカズミ先生