埋没林・6・テクスチャー試作編 | studio MOON RABBIT

埋没林・6・テクスチャー試作編

今日は良い日ですっ!ビールが美味いっ!

 

と、のっけからテンション高めですが(笑)....

 

さて今日は、発泡スチロールの粉まみれ状態になった作業スペースを大掃除。

いやぁ〜〜スッキリです。

 

で、今回の埋没林のテクスチャーの試作をやってみようかなと。

 

渡されている樹皮サンプル。

 

このように....どのように(笑)?....ん〜〜....

 

そして渡されている既製のFRPパーツ。

 

このように....って言うかテクスチャー、ほぼ付けてもないじゃないか(笑)....これで良い訳がないし....ん〜〜〜....

 

と、あれこれ思案しておりました。

 

いかんせん巨木なので、かなりのスピード感で自由にリアルに出来ないといけない。

 

それに埋没林のテクスチャーなんて当然やったこともないし....

 

んんん〜〜〜〜....はうわっっ!!

 

突然、閃いたっっっっっっ!!

 

だったら、その今までやったことのない手法を試すのもアリだ。

 

しかもイメージでは....既に良い感じに出来てるし(笑)。

 

樹脂にタルクやアエロジルなどの粉を混ぜてペースト状に。は、いつものこと。

 

で、ガラス繊維をほぐして短くカットした「チョップ」も混ぜ込みました。

 

「扱いにくい」という先入観から今まで無意識的に避けていたのか、これをギ木のテクスチャーに、ってのはやったことがなかった。

 

ちょっとしたことですが、コロンブスの卵てきな?閃き。

 

おお〜〜....いい....

 

そして予想外にも、すごく言うことを聞いてくれる....素晴らしい....

 

って、これではよく分からんな。サフ吹いてみようか。

 

テッテレぇ〜〜っ!

 

天才じゃっ!ここに天才がいますよっ(笑)!

 

素敵。全体に出る繊維感がまた良い。

 

いつもみたくアセトンを含ませた筆や刷毛でならす....という作業もほぼ不要。

ほぼヘラのタッチで仕上がるので非常にスピーディー。

ガラス繊維が入っているので表面強度も耐久性も高い。

 

天才じゃよ....しみじみ....

 

と、まぁ、一人浮かれている今日この頃なのです(笑)。

 

これが今回採用されるかどうかは別として、個人的にはまた1つ新技ゲット。

 

ギ木テクスチャーのレベルアップ....いやさ、これはもう進化と言って良いだろう。

この手法を応用すれば、かなりの樹木種類のテクスチャーをリアルに再現できそうです。

職人として、視界が世界が広がった気分なのです。

 

いやぁ〜〜〜、こういう日は非常に気分が良い。

 

その辺の電信柱を片っ端から朽ちた巨木にしてやろうか(笑)....じゃなくって今夜はいい気分で飲むぞっ!おうっ!お刺身も買っちったしっ!おうっ!