La Passion de L‘Amour(カリオストロ伯爵夫人より) #ラパデラ の初見感想です
今回珍しく初日に行けず木曜からの参加です。
関戸さんのチームから見ました。こっちが先でよかったなと思いました。だってダブル青木さんだもの、本当に青木さんのすごかった、色んな意味で。(これは言葉にするのむずかしいレベルでした)
主人公のキャラクターが全く違うので、同じ役なのに、全く別物って感じますね!ライフあるあるですね!
2013年、9年前のをもちろん見ているので今回はより強くジョジーヌ視点になっているとのこと、
今回初日に行くのを日程の都合で、断念したので休みをもぎ取って(丁寧にお願いして)4日間一気に!としたのですが、自分の初日まで、ネタバレ回避するのが本当に大変だったのですが、(なんといっても私はTwitter依存気味)
松本さんファンの友達とのコミュニティも一切開かず頑張り抜いたおかげで、一切なんのネタバレもなくマイ初日を迎えました!
前置き長くてごめんなさい、いつもだけど
本当に、ネタバレ回避してよかったです!
というのも、新作と言えるほど話は変わっているし全くの別物です(ライフ再演あるあるです、もちろん根本のストーリーは変わりませんが)
ここからはネタバレです、これをブログに買いているのは、千秋楽の朝なので、もうほぼこれをアップしても問題ないですけどね!
ストーリーテラー的なM(ムッシュMと書かれていますが、公演時点でムッシュは消えたそうです)
の存在があり、舞台は地獄への門という場所でスタートしますし、ラストは彼女が道を選ぶわけです。その時にMの正体も明かされます。(公演見れなくて気になる方はお教えしますね、
あ、DVDもネット予約できますので!是非そちらをお買い求めいただき届いたDVDをじっくり堪能して答えを探してください!いつ届くのかな?笑)
もちろん最初から門番的役割だな、と多分ライフのファンの皆様なら即座に見抜いていることでしょうね。
そこのセリフがとても良い!
なるほどなぁ!と思うとともに(いやライファーさんなら見抜いてる方も多いかもね!)
ラスト悲しみだけで終わらないのはさすがライフ!(決して悲しみだけでは終わらないですよね、あの潔さとか、清々しいとも言えなくはない、凛としてというか。
ライフの(倉田さんの)そういうところも好きなんですよね。
そして、ピアノの生演奏
スタジオライフさんは驚くこと多くて!生演奏とかも初ではなく、色々見させて頂きましたが、
ふと我に帰ると生演奏で舞台をみて、そして演目と内容が上質ってこんな贅沢でいいの?ぐらい素晴らしいものをいただき、そんな素晴らしい空間にいることができる日々、年月を今まで呑気に享受してきたなと。
まあ、これは一部の方にしか伝わりませんね、人の価値観は人それぞれですから。こうして提供し続けてくださることに感謝ですね!
(そう言えば私、スタジオライフライブ歴がとうとう20年超えました!今20周年です!笑)
まずはサフィールチーム。
関戸さんと松本さんは前回もペアだったのですが、前回と描かれ方は違えどまたこの2人でこのお話が見れることだけでもものすごく幸せ。
しかも歌の上手い方々が揃って出てくださるわけですから。
年月を重ね、経験を積み上げた今だからこそ演じられるジョジーヌとラウール。20歳の無邪気さを兼ね備えてのこういうところの松本さんさすがだなぁって思いますし、今だからこそ出せるこの夫人、この2人でまた見れて良かったなぁと思います。
今回たった4人ということで、クラリス役、まだ若手と呼ばれるであろう神澤さんが、客演ははてくださっていますが、美しくそして強いクラリスでした。
ラウールに言われたことをあそこまで気丈にできるってところも含め、女性のもつ強かさで、描き出しているところ(倉田さんらしいですね)がすごくて、しかも歌がいきなりソロなのに、素晴らしいの。
今回3人で全く別の歌詞を歌う重奏部分が多くて
プロだから当たり前って言われたらそれまでですけど、どの演目でもあれをできる人はとてつもなくすごいと思っているので、今回もそこが圧巻ですね!
もちろん歌詞に気持ちがのっているし歌で心情を表すから歌詞もそれぞれ違うのでしょうけど、
石飛さんと関戸さんが2人で歌う思い出の曲(新曲ですね)がとても良くて、ラストの石飛さんのソロ曲(これも新曲ですね)、これにも去っていったジョジーヌを思ったりしているうちにグッときたり。
そしてアメジストチームの青木さん。青木さんと石飛さんの2人の思い出の曲もまた素晴らしくて。
青木さんの作り出す夫人、前回も見てますけど、今回さらにすごくて青木さんらしすぎます。(これを真似できる人もこの世界にはいませんね、きっと。笑)
関戸さんとの印象が全く違って、
関戸さんはみていて感情移入がすごくてこちらがしんどくなるぐらい辛かったのだけど、青木さんのはそれを跳ね飛ばす感じ。
強いですね!
この日はトークもあったので、その時に前回より悪女になれたと言っていて、まさにそれだ!と思いました。
関戸さんのは辛い過去を背負ってなんとか乗り越えてきた悲しみの強いジョジーヌだけど、だからこそ鏡の台詞のところがこころに響きます。
青木さんのは「悪女」という言葉で見事に言い表せる、全てを跳ね除けて強くなった悪女、最後の潔さですら、その一つと思えるぐらい。
もちろん、関戸さんの強さも、青木さんの悲しみもよくわかるので、だからこそジョジーヌへの感情移入してしまうのですよね。
こちらもトークで言っていましたが、
前回はラウールに振り回されたジョジーヌが、今回はラウールを振り回している感じがあって、2013年と2022年一度にみたらとっても面白く色々な角度から見れますね!DVDが届いたらチャレンジしてみたいです!笑
歌も懐かしい気持ちや、原作を思い出したりもして、また原作も読みたくなりました。
色々な角度からみて、歌の違いも楽しめて当時の情景も浮かび歌の力ってすごい!
そして、やっぱりスタジオライフ大好きです。
以上初見感想でした!
ようやく全文打ててアップできます!
年跨ぎました!笑(2023.2.27もう2月も終わるね!笑)