クラシックピアノを再開して15周年&ピアノ様を買い替えて5周年の2024年。

「クラシックに向き合うイヤー」と称して、いつになくシューマンとかモーツァルトとかショパンなんかにも取り組んでいるのですが…突如として弾きたくなったドビュッシー。

「子供の領分」の一曲目のくるっくる回すやつ。

 

徒歩圏内の実家に楽譜が残っているのですが、身内にドビュッシー弾きが私以外にもいるので勝手に独り占めしちゃいかんだろうなぁって、久しぶりの安川版をポチりました。

 

 

すっかり忘れていた「子供の領分」の一曲目のタイトルは…。

 

 

「クラドゥス・アド・バルナッスム博士」なんだそうな。

覚えきれねぇ!

 

が、子供のころにくるっくる回しながら弾くのがただただ楽しかったのは覚えている。

 

弾いてみた…。

ほどなくして撃沈。

 

弾けない理由を楽譜に見出そうとして、ヘンレ版を買ってみた。

 

 

「子供の領分」、原題は「Children's Corner」なんだそうな…。
1曲目のタイトルは「Doctor Cradus ad Prnassum」って、たぶん、お名前なんですね。
とってもロングな…。

 

 
安川版と原典版、見比べて思う。
安川加寿子さんの校訂、名解説だといわれる所以が分かった気がします。
音符(音)も含めて音楽記号についてはほぼほぼ原典版のまま、ペダリングと運指についてのみ、これでもか!というくらい丁寧に紐解いているんです。
 
というワケで今の私がまともに弾けないのは間違いなく楽譜のせい…ではありません。
っていうか、子どものころに使っていたのもそもそも安川版だったんですもの。これで弾けないっていうことは、単純に劣化しただけ…なんですよね。
 
子ども時代の私。真摯にピアノと向き合っていたのは3歳から16歳の13年間で…。
四十路で再開した大人ピアノの歳月はそれを超えている…のですが、たぶん、その13年間に弾いていたトータルの時間数には遠く及んでおりません。
生活の糧になる「仕事」が別にあるってことは、どうしたって繁忙期には「弾けない」時間ができてしまう…。
無理せず、思いつめない範囲で、楽しみながら…をモットーに、「弾けない」自分を責めないで、笑い飛ばすくらいの気軽さで…。
いつかまた、ドビュッシーも披露できるようになりたいです。

 

 

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