未だ興奮冷めやらない週末の小林愛実さんのピアノ・リサイタルの影響で、また一冊楽譜が増えました!

 

少し前にシューベルトの即興曲をウイーン原典版で入手していたので、迷ったのですが…。

 

 

なんとなく、「子供の情景」はクララ・シューマン(※たぶん、このブログを読んでくだっている方には説明不要でしょうが、「子供の情景」の作曲者ロベルト・シューマンの妻にして、ブラームスをも虜にしたピアニストです)の校訂版で弾いてみたくて、YAMAHAさん発ブライトコブフ社ライセンス版をポチりました。

 

ちなみにリサイタル直後にアップした奇跡の一音は

 

 

こんな感じの記載でした。

前後に余計な指示がなくて、運指もスムーズです。

強いていうなら左手のespr.(※エスプレシーヴォ。「表情豊かに」の意)くらいでしょうか。

こんなところに書かれちゃったら、一音一音大切に弾きますよね。

 

参考までに昨日の楽譜だと…。

 

 

espr.がない代わりにペダリングとか、運指とか、強弱とか、懇切丁寧に「こう弾いてくださいね」が指示されています。

 

この辺はもうお好みなのでしょうが、私はあまり細かく指示されるより、「ここだけは守ってね」くらいの感じで自由度の高い楽譜の方が好きです。

自分で調べて、考えて、想像する余地があった方が楽しいですもの。

っていうか、作曲されたご本人だって、きっと毎回まったく同じように…ではなくて、会場の規模感だったり、お客様の雰囲気だったり、ともすればご本人の気分次第で、さまざまな「子供の情景」を披露していたんだって思うんです。

 

ちなみに新しい楽譜でチャレンジした「トロイメライ」は…奇跡のF(ファ)には程遠く、思い切りソフトペダルを踏み込んで、気持ちだけなりきるのが精一杯って状況でした。

が、一番大事なのは「気持ち」ですもの。

諦めずに少しずつ…五十路の独学ピアノ道は果てしないけど楽しいです。

 

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