プライベートでちょっとばかり落ち込む出来事があって、人生、思うようにいかないものよねぇ…なんて黄昏てみたりもしたのですが、なんでもかんでも思い通りに叶えられる人生なんて逆に面白くもないのだろうし、若かりし日々の中で自分を叱咤激励するときに心の中で呟いていた「一度切りの人生、波乱万丈したもん勝ち❣」という言葉を念仏のように脳内リフレインして踏ん張っております。

 

あ、すみません…なんだかとっても思わせぶり&大げさな表現になってしまったかもしれませんが…。

意外と大丈夫です(笑)。

普通に仕事もしていますし、御飯もおいしくただいています。

たぶん、どなたにとってもありがち…なのかな? 人によりけりかもしれませんが、まぁ、そう珍しくはないであろうネガティブな現状を突き付けられて、一時的に落ち込んでいる状態。

 

そんなときにブログやTwitterで流れてきて、「観たいなぁ❣」と思っていた藤田真央さんのヴェルビエ音楽祭のモーツアルトをたまたま視聴する機会に恵まれました。

 

 


なんでしょう…この妖精さん✨

音の粒がパラパラと天上から降り注ぐようなイメージです。

金色の粉雪…っていうのが近いかな?

一粒一粒がキラキラと輝きながら天上から舞い降りてくる…。

 

藤田さんのモーツアルト、響きがdur(≒長調)のときはもちろん、moll (≒短調)のときにさえも一貫してポジティブなので…。

たくさん元気をいただいてしまいました🤗

 

そして、思い出す…。

たぶん、私、今回のヴェルビエの藤田さんのプログラム、弾いたことない曲がないかもしれません(注※「今も弾ける」という意味ではありません(笑))。

 

小学校の高学年のころ、お世話になっていたピアノの先生にずいぶんと熱心にご指導いただいたんだよなぁ。

実家にはモーツアルトのソナタ集、ヘンレ版が2冊きっちり揃っていると思います。

数十年経って、藤田真央さんを通して再び巡り合ったモーツアルトは、ただただ純粋に楽しくて、嬉しくて、大好きな想いの中でピアノを弾いていたあのころの感覚を記憶の彼方から呼び寄せてくれるようなものでした。

 

子どものころの私が藤田真央さんのような演奏をしていた…っていう意味じゃないですよ❣ 念のため(笑)。

何よりも藤田さんの演奏、当然のことながらものすごく深いです。一般人のお子様時代の演奏とは天と地ほどの差があります。

ただその音色の透明度があまりにも高くて、純粋に真っすぐに聴く人の心に響いてくる…。

もはやこの年齢になってから感じることはないであろうと思っていた子ども時代のピアノに対する純度100%の「大好き」を思い出させてくれるほどに…。

 

よし♪

ポジティブエネルギーチャージ完了✌️

今日はモーツアルト弾いちゃおうかな?

え? 止めておいた方がいいですか??

あははっ😅

せっかくポジティブエネルギーチャージしたのに、己の実力の不甲斐なさに落ち込んじゃうかもしれませんもんね。

 

はい、12月の本番に向けて、エントリー曲の練習、ひたすらがんばりまっす♪

 

皆さん、素敵な「文化の日」を♬

 

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