いざ梅干しをつくるぞ!となったら、重石とか塩分濃度とか変えることにした。

 

重石をするのはやめて、ガラス瓶を転がす方法でもできると知り、やってみた。

はじめてやったのだけど、ちゃんと梅酢があがってきて、ほっとしている。

この方がより手軽である。

 

 

そして塩加減は15%をやめて18%に上げた。

冷蔵庫ではなく、常温で保存したいから。

 

そういえば、また手間はかかるけど、しょっぱかったら、あとから塩抜きすることもできることを思い出した。

 

ネット情報では、瓶干しだと長期保存はできない、1~2年で食べきるとあった。

1~2年を長期と感じるか短期と感じるか。

この1~2年は常温保存なのか、冷蔵庫保存なのかとかもわからない。

 

もう少し、ガラス瓶のまま干す梅干しのつくり方の情報が欲しいと思っていたら、ガラス瓶でつくる梅干しが紹介されたという本を見つけた!

 

早速、購入してみた。

絶版の本なので、中古本である。

 

『梅ぢから: 「梅力」瓶干し梅干しから梅酢みそまで』

 

2004年発行のずいぶん古い本だったので驚いた。

そんな方法が20年も前から紹介されていたとは。

 

ガラス瓶のまま干す梅干しが誕生した経過も書いてあり、共感した。

著者の籐清光さんは、この本が出版された、さらに20年前からガラス瓶のまま干すやり方をやっているそうである。

すごい!!!

 

梅干し用の梅は青梅のままでよくて、一晩水につける必要もない。

へたをとる必要もない。

 

そうだったのか。。。

 

この本では、最初はポリ袋に青梅を入れて、電話帳などで重石をする。

梅酢が上がってきてからガラス瓶にうつす。

その方法はやってみたことがないのでわからないけど、ガラス瓶を転がす方法の方がより手軽な気がする。

 

 

塩分濃度18%と自然塩をつかったことは、この本に沿っていた。

常温で、1~2年でなく、もっと長期に保存できるようである。

 

白梅干ししかつくったことがなかったけど、今年は赤しそを入れた梅干しもつくった。

スーパーで赤しそを見つけたら、ついつい買ってしまった。

 

 

赤しそは、来年は自分で栽培しよう。

梅干しをつくらなかったとしてもジュースにすればいい。

 

と、記事の下書きを書いていたら、近くに住む従兄弟が庭の小梅を3キロ、もってきてくれた。

小さいけど、美味しい梅だ。

以前にもいただき、梅酒をつくったことがある。

 

 

どうしようかな。

いただいた梅は青梅ではないけど、この本から、梅干しよりも簡単という、初めての梅酢みそを1キロつくってみた。

 

青梅とみそと砂糖をガラス瓶に入れておくだけである。

2週間で食べられるようになるという。

梅干しはまだまだ食べられるのが先だから、これはうれしい。

 

残り2キロは梅干しにした。

結局、うちで取れた梅も梅ジュースも1.5キロくらいしかつくらず、残りの梅は梅干しにした。

 

いい本に出合えて感謝である。

ありがとうございます。