6月のボイストレーニングに行った。

先月はさんざんのできだったけど、工夫して練習したかいがあったらしく、一歩前進できたようだ。

よかった!

5月の課題はクリアーできた。

 

 

音楽には、メロディとリズムとハーモニーがある。

歌の場合には歌詞・言葉が加わる。

 

そういう意味でいうと、「アヴェ・マリア」はハーモニーの歌である。

ハーモニーには響きが必要である。

先月の集中練習で、響きについて、やっとカラダがつかんでくれたようだ。

頭で意味がわかっても、響きのある声が出ないとどうしようもない。

 

今回の課題は、さらに、音程は合っていても、響きが下がるところがあるので、それをなおすこと。

eとiの母音の音が入った音は、口の開け方を工夫して、響きが下がらないようにすることである。

eとiの母音が入った音は口を横に開く音声なので、喉の奥が狭くなることが原因である。

口はaの母音のように開く感じ、喉の奥を開ける感じで、eとiの母音が入った音を発声するといい。

 

 

 

「yesterday」は、英語の歌詞に、やっと自分たちの思いがのってきた。

この曲はバラードで、語り、言葉を歌にする曲である。

 

先月のレッスンのとき、先生と雑談していて、その話の展開の中で、「yesterday」の歌い方のヒントを先生から提案された。

提案されたことの練習をしたことで、今回のレッスンで、また、提案とは違う、いい方向へ進んだ。

偶々の重なり。

偶々ってすごい!

 

 

「未来へ」は、あまり片寄りがない、バランスのいい曲で、このまま歌い込んでいけばいい。

掛け合いになっているところは、交代に歌っているという感じでなく、お互いの中で押していく感じに歌うと、曲の最後は盛り上がって自然に音が出てくる。

 

「いい日旅立ち」はリズムに乗って歌う。

段々と自分流になり、リズムが崩れてしまってきているので、もう一度チェックして、伴奏のリズムに乗って歌う。

でないと、ハーモニーが合わなくなって、下手に聞こえてしまう。

 

 

一歩前進できて、私はうれしかったけど、先生はかなり安心されたようだ。

そりゃ、そうだと思う。

先生なりの言葉で精一杯伝えても、私に伝わらない感触だったのではなかろうか。

本当によかった。