城崎温泉に到着した。

温泉街の昔ながらの細い道は、ときどき大渋滞するらしい。

車が多いな、くらいで、通り抜けられてラッキーだった。

 

ちょっと休憩して、夕方、散策した。

 

 

 

 

四所神社の境内では、ゴールデンウィークということで、特別、猿まわしをやっていた。

日本の伝統芸能の猿まわし。

生で見る機会はほとんどないけど。

 

 

子ザルのいちのすけはトレーナーさんととても息が合っていて、かわいかった。

 

 

 

休憩中は、肩に乗っかって甘えているみたい。

 

四所神社は、城崎温泉の守護神だそうである。

 

祀られているのは、湯山主神(ユヤマヌシノオオカミ)と、多岐里比売神(タキリヒメノカミ)・田記津比売神(タキツヒメノカミ)・市杵比売神(イチキヒメノカミ)の宗像三女神である。

 

 

 

外湯は、入口に列ができているほど、人気があるようだ。

 

 

 

 

 

 

宿泊したのは西村屋本館。

ゆったりとしたくつろぎと凛とした身の引き締まる感じの両方がある、とても素敵な旅館だった。

玄関を入ったら、お香の香りがしてきた。

おもてなしの質がとてもよい。

スタッフの方がとてもよかった。

 

 

中庭。

 

食事はもちろん美味しかったけど、器が素敵だった。

ご飯が格別美味しくて、土なべで焚いているのだそうである。

土なべといっても電気で、ちゃんとおこげもできるそうな。

お米が美味しいっていうのは、食事の大切な要素なんだと改めて思った。

 

 

調度品やいけてある花とかも素敵だった。

旅館自体が美術館みたい。

展示室があり、城崎温泉の歴史が展示され、北大路魯山人の書と器もあり、見ごたえがあった。

朝食会場「泉霊の間」には犬養毅元首相の書が掲げられていた。

 

 

城崎温泉、とてもよかった。

もう1泊して、ゆったり外湯を巡ったりしたかったけど、今は、日本の色々なところに行きたい気持ちが勝って、1泊で次へ移動してしまってる。

ちょっと残念である。

ある程度、日本の全国巡りをして満足したら、ゆっくりの旅ができるかな。