ゴールデンウィークはどこへ行っても人出が多いだろうことは予想される。

今年はそれでも出かけたいと出かけた。

こういうときでないといっしょに出かけられない人もいるから。

渋滞にもはまって疲れ果てたけど、それよりも楽しかった。

 

城崎温泉まで1泊2日で行ってきた。

渋滞がところどころにあり、時間がかかり、結構遠かった。

でもお天気がよくて、青空も風も爽やかでよかった。

山々は新緑で、たくさんの種類の緑色で、美しかった。

黄砂の季節は終わったのか、空が真っ青で、水平線もぼやけずにはっきりしてた。

 

初めに舞鶴の赤レンガパークに行った。

赤レンガパークは明治時代から残る海軍の倉庫群である。

 

舞鶴港はリアス式海岸にあり、湾口が狭くて奥深く、周囲を高い山で囲まれているので、年間を通じて水面は穏やかであり、干潮差が少ない、天然の良港である。

 

そんな地形だから選ばれたのだろう、昔は海軍、現在は海上自衛隊がある。

イージス艦をはじめとする護衛艦、補給艦、輸送艦、ミサイル艇、掃海艇などが所属している。

そのときどきで、北吸自衛隊桟橋に停泊している船は変わり、その情報は公開されていないという。

 

 

海軍ゆかりの港めぐり遊覧船の乗ると、桟橋の近くを通り、それらの船が見られる。

偶々、ほぼ満席状態で、舞鶴在籍の船が並んでいて圧巻だった。

 

船長さんも案内の方も定年退職されたばかりの元自衛官の方で、元自衛官の方でないとできない、その案内に味があって、わかりやすく、とてもよかった。

 

みょうこう、せんだい、ましゅう、ふゆづき、ひゅうが、あたご、はやぶさ、・・・

私は、初めて聞く名前ばかりで、全部は覚えきれなかった。

 

もう廃艦となった木製の船。

 

 

 

掃海艇はつしま。

木製ではなく、FRP(強化プラスチック)でできている。

こちらは海中の機雷を除去する危険な仕事をするそうだ。

 

 

 

岸壁で釣りをしている人たち。

アジがたくさん釣れるそうな。

 

 

 

 

白い橋は二羽の鶴をイメージして設計されたもので、クレインブリッジという名前。

 

 

 

左側の島が蛇島、右側の島は烏島。

 

 

 

造船会社。

今は新しい船はつくっておらず、修理のみだそうである。

 

 

 

修理中の護衛艦ひゅうが(イージス艦)。

 

 

 

護衛艦みょうこう(イージス艦)。

 

 

 

曳船。

 

 

護衛艦せんだいと護衛艦あさぎり。

 

 

 

イージス艦の特殊なレーダーはひとつ700億円するのだそうだ。

 

 

 

護衛艦あたご(イージス艦)。

 

 

護衛艦せとぎり。

 

 

 

ミサイル艇はやぶさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

補給艦ましゅうと護衛艦ふゆづき(イージス艦)。

 

 

 

多用途支援艦ひうち。

この艦の艦長さんは女性だそうである。

 

船長さんは2回も南極に行かれたそうで、南極の石が展示されていた。

 

 

 

 

海上からみた赤レンガパーク。

下船して、お昼ご飯は海軍カレーふゆづきを食べた。

各船によってオリジナルカレーがあるみたい。