9月のレッスンからほぼ1か月たち、10月のレッスンに行った。

前回は、これだって思う、抜けた声は1回しかでなかったけど、今回は5回に増えた。

少しずつ進歩しているといいなとレッスンに行った。

 

 

最初に、カラダ全体に息を回すハミングを練習した。

ハミングだとカラダが開いているかどうか、息が通る道ができているか、わかりやすいという。

うちでやる練習のときもやろう。

 

まずは「グノーのアヴェ・マリア」から練習した。

先生からは、高い音は出るようになったね、と言われた。

 

声を出すための発声と歌うための発声がある。

高い音、低い音が出るというのは、声を出すための発声である。

歌うための発声は、高い音と低い音を混ぜて、音楽にすることである。

 

「グノーのアヴェ・マリア」は、音が上がったり下がったり、跳躍する。

1オクターブ飛ぶ音形が出てくる。

最後は、高いファから1オクターブを超えて低いシまで下がってくるフレーズがある。

そういう音形でも、音が飛ぶ感じではなくレガートで歌う。

そのためには、カラダの下の方から上まで開いた状態をキープして歌う。

 

「え」の高い音は響きにくいので、「あ」の口で「え」を出すと「え」の響きが出てくる。

 

 

次の「イエスタデイ」は、まったく歌い方、表情を変えて歌う練習をした。

 

 

「未来へ」は、ユニゾンの中に、2声に分かれたり、ソプラノはオブリガートでアルトがメロディを歌ったりする。

その変化が出てくると、立体的になり、いい感じになってくる。

お互いが自分のパートを一生懸命歌っている感じだと、同じ調子が続き、聞いてる方が飽きてきてしまう。

 

 

「いい日旅立ち」は、谷村新司さんが亡くなられ、彼の代表曲の一つの曲を毎日のように歌っているのはちょっと不思議な気分がしている。

 

私のくせとして、2つ同じ音程の音が続いた場合、2つ目の音が下がり気味になるので気をつける。

下がり気味になると、ハモリにくくなる。

2つ目の音は上げ気味に歌って、ちょうどよいらしい。

 

またアルトのパートの言葉は、言葉がはっきり聞こえるようにというより、母音を出す感じで歌う。

元々、ソロの曲を2声にしているので、メロディでない、ハーモニーをつける人は気持ちを歌うというより沈着冷静にしっかり音を出すことに徹する。

そうでないとぶれてしまう。

 

 

何かテーマをと狙って曲を決めたわけではないけれど、4つの曲に共通のテーマがあることに気づき、びっくり!

 

共通しているのは「母」である。

無意識で選んだとするとおもしろいなと思う。

 

先生からは、4曲、歌い方を変えていくのがやれたらおもしろい、と言われた。

がんばろう。