私がオイリュトミーの講座を受けるのは、年に4~5回である。

3か月に1回くらい、1回が2~3日の講座である。

講座を受けると、その中で、何か印象的だったことを、次の講座までやったりして過ごしている。
やっているといっても、わずかな時間であるし、途中で自然消滅してしまうことも多々ある。
が、続くこともある。

今回の京都の講座では、古事記をやった。

私は古事記をまともに読んだことがない。

でも、先生の話を何回か聞き、神代・歴代天皇系図を何度も繰り返しみたり、眞素鏡を何度も繰り返しみたりしていると、知らない間に神様の名前と働きを覚えたり、なんとなく身体でわかってくることがある。

で、今回は、講座後、「あおうえい」の母の音と「四大霊(天地火水)」の働きを結ぶ瞑想みたいなものをやリ始めた。

日本語では、四大霊は、

い=天(光) 
え=火(熱) 
お=水    
あ=地    

それに

う=空気(結び)

である。

素である空気の中にはすべてがある。

天は、魂の熱、あたたかさがあって、はじめて活動できる。
地は、水が入ったとき、はじめて、大地が潤って命を生むことができる。

身体に、この5つの音を響かせる練習である。

声を出さなくても、喉の振動を止めずに、身体全体にその振動を拡げる。
聴覚で、その聞こえない響きが宇宙からやってくるのを聴く。

四大霊って、宇宙の深いところで働いているんだよ。