七五三、マタニティ、フォトウェディングなど...
ロケーションフォトもおまかせ!
栃木県宇都宮市にある
ちいさなフォトスタジオ
どうもコンニチハ。
かずちゃん
です。
「当時の音を聴いてみたい」
リアルタイムのロックキッズ達の熱狂を
僅かでも肌で感じることができたら...
後追い世代のクラシックロック好きなら
一度は憧れるのではないでしょうか。
そんな僕も例に洩れず。
例えば
「ビートルズの曲を当時の音で聴きたい」
となれば、彼らが活躍した1960年代の
なるべく初版に近いレコードを探し、
オーディオ機器も当時のものを揃える...
ということが最も有力な手段でしょうか。
そんなわけで
奮発して初版のレコードを買い、
先輩マニアの方の伝手を頼りながら
アンプやスピーカーもイギリス製の
ヴィンテージものを揃え、
プレーヤーやカートリッジも当時
主流だったモノラル用を揃えました。
当然上を見たらキリが無いマニアの世界、
僕のお小遣いで揃えられる範囲ですので
悪しからず、ではありますが。
※マニアの方、あくまで素人の個人的駄文ですので
厳密なオリジナル盤の定義やオーディオの
セッティング云々といった話は
当ブログではご容赦くださいませ...
さあ、いよいよ針を落とすと...
おおっ、確かにすごい迫力!
身体の芯まで響いてくる轟音、
飛び出すドカーン!という圧が
とにかく衝撃的。
噂の「最高の音楽体験」
が、確かにそこにありました。
ただ、正直なところ
同時にこうも思ったんです。
少ないお小遣いで初めて買った
再発盤のファーストアルバムを
入門ミニコンポに繋げた
ジャンクのプレーヤーで
初めて針を落とした時、
1曲目
「I Saw Her Standing There」
の冒頭、ポールのカウント
「ワン、ツー、スリー、フォーーー!!!」
からガツーンと脳まで貫くような
あの衝撃はもう味わえないんだ、
と。
とはいえ、仮に全て設備を揃えた状態で
ファーストコンタクトを迎えたとして
その感動は果たして"それ"とは
違うものだったのか?
とも思うわけです。
今となっては試す術がありませんから。
何事においても
「初期衝動を忘れるな!」
なんて言っても変わらずにその時の
感情をパッケージングして
持ち続けてる人っているのでしょうか?
いや、そりゃ探せばどこかには
いるのかもしれませんが。
それでも、
「姿を変えた初期衝動の形も
それはそれで悪くないよな」と。
着火した初期衝動に黙々と
薪をくべ続けるような日々において、
様々な要因で炎の色が変わったり、
はたまた勢いが弱まったりしても
それはそれで炎は炎として存在し
燃え続けているわけです。
薪をくべる手を止めてしまったら、
そこにはただ燃え滓が残るのみです。
「その変化を如何にして楽しむべきか?」
これこそが「初期衝動を忘れない」
ことよりも遥かに重要なんじゃないかと
なんとなく考えてみたりして。
今かろうじて僅かに青味の残る
その炎に今日も1本、そっと
薪をくべてみましょうか。
きょうは
ファッションセンス抜群の
カッコ良すぎるご家族です。
パパさんが手書きでご用意して
くださったイラストをベースにして
1枚の写真が出来上がりました。
モノクロにしても、皆さん
それぞれの個性が際立ちます。
楽器は持たずとも家族は
得てしてバンドのようなもの...
いや、まさに。
どうもありがとうございました。
皆さん、表情から雰囲気まで
世界観が素晴らしすぎました。
お写真も楽しみにお待ちいただけたらと
思います。