真実は闇の中!?
真実は、いつも過去の産物で、
今から過去の事実と思われるものを
表現するのは不可能です。
過去とは、事実ではなく今の思いだからです。
思うことを変えることは可能で、
思ったことは、事実だとしても
それを証明することはできません。
思いと、事実だと思った事には、
誤差が生じます。
AさんがBさんに手を上げた場合、
Bさんは、Aさんから暴力を受けたと
主張することでしょう。
しかし、Aさんは少し前の過去に遡りAさんは、
手を上げたのは、Bさんが先に手を出されたからと
主張した場合は、先に手をだしたBさんが
悪いことになってしまいます。
第3者の証言が出てこない事例では、
Aさん、Bさんのどちらが本当のことを言っているのか
すら判断できません。
過去は、すべて今の思いだからです。
実際あったであろうことを今証明することは、
不可能です。
過去の真実は、いつも闇の中です。
ドラマ『リーガル・ハイ』の最終回を見終えて気づいた
ことです。
(児玉)