点となるもに向かわない
児玉巧です!
今回は、「点となるものに向かわない」という
テーマで書きたいと思います。
「流れているもの」に点が存在することはありません。
なぜなら点は「固定されたもの」であるからです。
最高到達点と言っていますが、点を目指したのではなく
「高く跳ぼうとして跳んだ結果を図ったらある点が
最高であった」ということです。
点を目指すと体の動きが止まります。
点を目指すと緊張して力みが出るからです。
始めから動きのゴールを決めることはできません。
それは、厳密に言うとやってみないと分らないからです。
動きとは流れだからです。
ゴールは、点です。
点は点であり、測るとそうなったということにしか
過ぎません。
時間は、過ぎていくのであって、点で捕らえることは
不可能です。
流れをたよりに動きを創るのが楽しい体の動かし方
であると思います。
ある点に到達するのではなく、どこまでも突き抜けていく
発想があれば無限の可能性ができると考えます。