ゆっくりたさんの五線譜-200911072321000.jpg
杉山千絵トリオ@祇園CANDY

杉山千絵(vo)
工藤隆(p)
栗田洋輔(sax)

千絵さんが同志社のグレートな先輩で、工藤さんがバークリーのグレートな先輩。
どうグレートなのかの説明はあえてしません、いやむしろしませんが、この日の共演で確実に自分の中の何かが変わりました。

千絵さんとは何十回目かの共演ですが、ピアニストによって自分の引き出せるいいツボを心得ておられるな~といつも感動します。
工藤さんとは初共演でしたが、「こんな人がいたか!」と思う程強烈なインパクトを受けました。
伝わりにくいのでアレですが、私の主観で少しだけどうグレートかにあえて、いやむしろ後半の伸び重視で触れますと、

「自分が奏でるピアノが周囲にどれ程の影響力を持つか」

を熟知されてました。

「自分がこう弾けば全体がこうなる」

とか、

「全体的にこっちに行きたくなってしまからこうは弾かない」

とか。
いわゆるコントロール術でここまでは出来る人も世の中に数少ないながらおられると思いますが、

「研ぎ澄まされた感覚やもはや煮え滾った情熱までもを全力で注入しながら会話するプレイ」

というものに初めて出会った気がします。
まさに私の目指す姿そのものです。

こうなりたいな~と朧げながらに描いていたインプロバイザー像がまさに目の前に、いや共演というカタチで触れることのできた夢のような体験でした。
私がミュージシャンとして向かうべき方向が一つクリアになりました。


文章にするとどうしても陳腐になるというのを前提で読んで頂けると非常に嬉しいです。
いや、とにかく次にご一緒できる機会を楽しみに頑張ろうと思います。

最後になりましたが、お越し下さった皆さん本当にありがとうございました。