今日の日記はサックス以外の方には全く意味が分からないであろう内容ですので、どうか読まないで下さい。
間違って来られてしまわれた方を手ぶらでお帰しするのも何なんで、練習場所である京都・加茂川の風景でも見ながら和んで下さい。
さ、帰った帰った。
というわけで、今日はオフだったのでひたすらリガチャーのセットアップに没頭しておりました。
今使用しているマウスピースの形状が特殊なため、既成のものが試せないというのが痛いところです。
そんなこんなで当たりを付けるべく半年ほど前にAtelier MOMO でリガチャーを作ってもらったのですが、これが素晴らしく鳴るリガチャーで音色も倍音の伸びもケタ外れの製品だったりします。
板材のニッケルシルバー(洋白)を全面ハンマリング、ピンクゴールドのメッキに独自の音響処理 を施すという一手間も二手間も掛けたハンドメイドなリガチャーで、その分お値段もケタ外れ。
オーダーより4ヶ月待ちという相当VIPなシロモノですが、実際に吹いてみると自分の周囲の空気・管の中・そして自分の身体の中にまで、この上ない幸福感に包まれるような感覚に陥るほどよく響くリガチャーです。
ただ、基本的にクラシックや吹奏楽のような室内楽を想定してそもそも作られているようで、コンサートホールのような施設ではその強みを遺憾なく発揮するものの、私の所感ではエレクトリックな音楽やドラムを扱う現場では逆にその遠達性がアダとなり自身の音が聞こえなくなるという欠点に繋がっているようです。
一応その中でも最も抵抗のあるタイプのものを使用していますが、ジャズ・ファンクやポップスなどアドリブがメインの音楽の場合はやはり自身の音がモニターできずつい吹き過ぎてしまい、あっという間に息切れを起こしてしまいます。
あと私のようなメタルのスモールチェンバーなマウスピースを使用していると、マイキングで音が割れるという現象が起こったりもします。
折角イメージ通りの好きな音が鳴っているのに。
持っていても使えなければ意味が無いので、一日がかりでネジの素材や密度を換えたり抵抗を増やしたり重量を加えてみたり。
具体的にはWS(イシモリ)のネックジョイントスクリューやブルズアイのライトスクリューを付け替えてみると、これが意外と思った通りの展開に。
あとはリガチャー素材の金属を使用しアロンアルファでくっつけて重さを稼いでみると、これまた絶妙な抵抗バランスが得られ且つ発音点が随分ベル寄りになりました。
(※試作段階なんでアロンアルファとか使ってますが、少し逆方向に負荷を掛けてやると簡単に剥がせます。もちろん別のもので先に実験を行っております、念のため。)
まあ一人遊びの段階で作り上げても仕方が無いので、しばしば大き目の編成の時にでも試しながら改良を加えていこうと思います。
或いは、何かよいアイデアがあればぜひお聞かせ下さい。

