先日東京 に出掛ける際、父が
「持って行きなさい」
と私に小遣いを持たせてくれた。
父にこうやって小遣いを貰うのは何時振りだろうか。
少なくとも、それは記憶を遡っても思い出せないほど昔の事だ。
受け取る瞬間どういう顔をすればいいか分からず、ただ無性に気恥ずかしかった。
確かに私が音楽活動を始め出した頃から、この夜型な生活サイクルのお陰で父と顔を合わせる時間は随分減った。
加えてお互いが極端にシャイな性格でもあり (間違いなく遺伝。瞬間湯沸器的な激情と、裏腹なこの性質のお陰で、私がこの人物の息子であると確信できる) 顔を合わせたとして、そもそもプライベートに関する話はほぼしない。
ありがとう父さん、嬉しかったよ。