昨日までの日記の続きですね、最終話です。
コンサートの打ち上げの時、主催者の三木さんから
「明日のお昼に、京都某所で佐山氏の53回目の誕生日会を催す予定ですので、お時間よければ是非お越し下さい」
という思いがけず嬉しいお誘いを頂いておりました。
コンサートスタッフや客で来てた地元ミュージシャンを中心に、氏を囲んでのささやかで温かいパーティ。
実のところ、この日はパーティの時間までに私の大切な友人のお母さんの告別式に参列しており、到底パーティに行けるような心境ではありませんでした。
自分がそこに居るというだけで何か周囲に迷惑をかけそうな予感がしていたんですが、コンサートの記録係として活躍されていた阪口さんもこの日は式場に駆け付けており、
「折角ですから顔だけでも…」
ということで、ご挨拶だけしに行くつもりでパーティへ。
時間少し前に二人で駆け付けてみれば我々が一番乗り。
お店自体もまだ通常営業中で、準備にかかる前という雰囲気。
神妙な面持ちでおめでとうのご挨拶もあったもんじゃないと思い、少し落ち着くためにアイスクリームを注文。
丁度そのアイスクリームを食べている途中で佐山さんご一行が到着。
「あー、栗田くん美味しそうなモノ食べてるね」
と笑顔で佐山さん。
「か、完全に油断してました…」
と苦笑いできり返した瞬間に気付いた。
そう、名前で呼ばれた事に。
これは嬉しかったです。
昨日の打ち上げではほんの少ししかお話できなかったのですが…。
「温かい」
それまで沈んでいた気持ちが一気に明るくなりました。
いや、私の気持ちだけではなく、周囲の雰囲気を一気に明るく出来る人なのだと思いました。
そういう人柄が、あの音楽を生み出すんです。
Ponta Boxとは氏の参加しているジャズ・ピアノトリオ。
CDを何度も聴きまくり、ビデオを何度も見まくった人と、普通に和やかに話してます。
すっかり帰るタイミングどころか理由も失ってしまい、結局最後まで。
ケーキの火を一度吹き消した後再び自分で火を点け
ケータイで写真を撮る佐山さん
このお店にはピアノが一台。
そしてミュージシャンが数人。
その後の展開、言わずもがな。
そんなわけで、こんなところ(失礼)で図らずも佐山さんと共演できてしまいました。
実は共演は学生ジャズのイベントの時に、そのPonta Boxと延べ3000人の前でご一緒させて頂いて以来2度目なんですが、当時よりも遥かに近い距離・温かい感じ。
本当にシアワセな時間でした。
後から三木さんに
「佐山さん、栗田くんの事褒めてはったよ」
と聞かされた。
こういう人に、ならねばなりません。