ウェディングの演奏で通しているエージェントが最近何だかおかしい。
「仕事の発注が来たので演奏依頼お願いします」
ケータイに一通のメール。
来週日曜日の午後18時といえばもうすぐではないか。
たまたまその日はスケジュールが空いていたので、きっと緊急なんだろうと思い即座にOKの返信。
ほどなくエージェントからこんな返事が。
「ベーシストが見つからないのでそちらで誰か手配して下さい」
んー。
寝呆けたアタマでしばしこの違和感を整理する。
そちらで
手配?
・・・。
オレが
手配?
ちょっと経って結論。
”それってあなた達の仕事なんじゃ…。”
しかも上前しっかりハネててこの高圧的な言い回し。
いつからこんな力関係でしたっけ?
演奏させてあげてるって思われてますね、完全に。
気持ちはそう思いながらやらせて貰っています。
けど実際は専属アーティストでもなければ契約社員でも何でもないんですよ、私。
契約なんか何一つ交わしてませんし、既に依頼ではないですよね、これじゃ。
常識的に、
「方々当たりましたがベーシストが見つからず困っております。よろしければお力をお借りできませんでしょうか」
最低でも、
「ベーシストが見つからないのでどなたかご紹介頂けませんか」
現場素人なのは理解できます。
事務に至るまで素人ですか、あなた達は。
気を取り直して。
しかしこれでは全くお願いされている気がしないので、
「以前私が紹介したOOは当たられましたか?」
と返信。
すると、
「まだ当たっておりませんので栗田さんの方からお願いしてもらえますか」
そうきたか・・・。
OOさん、私が紹介してて且つ事務所から少なくとも一度は演奏を依頼してるんだから、私から話を通すのは筋違いでしょう。
そもそも待機所が確保されない現場に4時間以上の待機時間のあるブッキングを入れておいて、反発するミュージシャンをどんどん切ってきたあなた達の責任でしょうに。
実際ミュージシャンにはこの手の失態を繰り返し、内部でも多くの職員達が見限りをつけて去っていったと聞かされてます。
これではまともな人間が残ったとは考えにくい。
仮に何かの間違いであったとしても、先方がこの態度ではこれ以上誰かを紹介するなんて事は到底出来ません。
何で私がこんなことを言わなければならないのかと思いつつ謹告。
すると、
「分かりました。ありがとうございました」
あのね…。
何だかこっちが非常識な行動をとってるような気がしてきます。
面倒だから紹介しないんじゃないんです。
まずお詫びでしょう?
そもそも来週日曜の夕方なんてベーシストまず捕まらないですよ。
職業音楽家の世界は、少なくとも各々の信用で成り立っている世界です。
あなたの世界もそうではありませんか?