歌うことは生きること。まさにアスリート。

歌手であり舞台女優のクライアント様のコンサート。

はじめてトレーニングをお引き受けするにあたり、まず自分がボイストレーニングスクールに通った。

発声のメカニズムを知り体験しなければ。

自身の体幹のなんとヨレヨレなことか。腹からのエネルギーが発声の出口に到達しない。

声帯が炎症を起こし、声が出せないことがどれほど致命的なことか、

発声するということはどれほどなパフォーマンスが必要か体感。

課題をみつけ、クライアント様のサポートに必要なこと、自分に足りないことを学んだ。

今年はクライアント様ご自身の人生にもいろんなことがおこった。

怪我、悲しいお別れ

そんな日常と闘いながらも常に真剣にワークされたお姿をずっと拝見してきた。

ステージに立った瞬間

そんなことは微塵も感じさせない圧倒的なオーラと輝きに

涙がとまらなかった。

彼女が輝き続けることをサポートさせて頂くことの

誇りと価値と感謝。

同時に

顎関節の動き方、立ち方、マイクの持ち方、腹筋群の使い方

いろんな課題が見えた。

動作のすべてはパターンだと。

そして

それはまた

その方の人生のひとつの形なのだと。

良い悪いではなく

その方がなりたいご自身になる

生きたい人生を生きるために

必要なら守る

変えたければ変える

お手伝いをする。