TEN代表佐藤博紀氏によるIMACの触診編を受講しました。

体全体の関係性を理解し、動きを感じ、目で見て、手で感じ、

基礎から応用まで機能解剖学の知識と能力を養っていくためのコースです。

:今朝 

何か月ぶりに思い切り背伸びをして目覚めた朝でした。

神経のどこにも滞りがなく

捻れからまっていた組織が全て解放されていて

生まれ変わった朝でした。

 

20162月に高所から落下して腰椎を圧迫骨折しました。

そのときNKPという壮大なメソッドと創始者に身体と心の繋がりを

まさに壊れた心身が

負けたり立ち直ったりしながら回復していく過程を

自分の心身で体感しながら

導き教えて頂き救っていただいたのです。

 

骨折した椎骨は半年を経て前方が圧壊したまま固まりました。

それ以来常に左腰部と左胸郭が緊張していて

全身が何かに縛りつけられたような感覚から抜けられません。

NKP、呼吸、ヤムナワーク、

素晴らしい師からたくさんの学びを頂いて

毎日毎日やり続けます。

しかし未熟な自分はすぐに自分を見失い

正しく使えない身体は捻れ崩れたまま縛り付けられていく。

身体の中でいつも組織がズルズルと引きずられていく感覚があり

ずれていくのです。

でもやり続ける。信じてやり続ける。

 

ある日背中に激痛が走り立てなくなりました。

XR検査で頚椎ヘルニアのリスクありと診断。

 

 

寝てているときも突然頭痛が起こる

吐き気が起こる

自力では自分の身体をどう扱っていいかわからなくなってしまいました。

夜寝ていても

またあの痛みがくる。

吐き気がくる。

朝ベットからちゃんと立てるだろうか…

背伸びすら怖かった。

 

素晴らしいワークをしていても

恐怖が先に立つのです。

 

まもなく56歳になります。

自分の身体も想像しなかった変化をしていくことを実感します。

これで大丈夫と思ったライフスタイルも、ワークも

その変化との追っかけっこです。

 

確立しては崩れ

学び

また崩れ

学びの場ですら

新しい変化に適応できないかもしれないという恐怖に負けそうで

諦めかけていたのです。

 

 

昨日のセミナーで感じたからだと心(感覚)の旅は

発見と感動の宝石箱でした。

もちろん何度も途中でまた自分を見失いそうになりました。

でも

なぜそうなるのか

なぜ痛みが出るのか

どうすればいいのか

 

組織の層を抜けて神経やリンパに触れていく過程で

得体のしれない恐怖や行動パターンの奥が

まるでその奥深いところがほどかれていくのと同時に

みえてくるような

ロジカルな理由を理解しながらの旅でした。

だから

大丈夫

ちゃんと戻ってこれるから。

ちゃんと戻してもらえるから。

と…

 

誰かの役に立つために

ちゃんと自力で自分でいられるために。

 

学ぶ

実践する

しかしコンセプトを一貫しなければ

身体も脳も学習しないのです。

 

あれもこれもではなく

必要な課題を解決するために

必要なことを

必要な質と量で施す。

自分にも

クライアント様にも。

 

明日も明後日も

同じ気持ちで目覚められるように。