一級建築士の悩みごと -3ページ目

労働安全衛生規則改正

この6月1日から、労働安全衛生規則の一部が改正されました。
一見、設計者にはあまり関係の無いことのようにも思えますが、ちょっと気になります。

今回の改正は、足場からの墜落防止のため、「下桟」や「幅木」の設置が義務付けになりました。
これだけを聞いた時には、墜落の危険が減りいいことだと思いました。

しかし、この「下桟」や「幅木」を足場の外側だけでなく、内側(建物との隙間側)にも取り付けなければいけないということ。
これでは、外壁の仕上げ工事がやりにくくなって仕方ありません。
やり難いということは、仕上がりの精度や工期にも影響がでそうです。

今回の改正、現場の実情が分かった人が作った法律だとは思えません。
仕事がやりにくくなれば、かえって事故が増え、危険が増えることもあるように思います。

安全対策

まだたっぷりと残ってます、「中国ネタ」

北京の建設ラッシュが、まだまだ続いていることは以前書きましたが、
その建設現場を見ていて感じたこと。

先ずは、下の写真をご覧ください。
分かりますか?


一級建築士の悩みごと-anzenn


街中の普通に日常生活が行われている通り沿いの工事現場です。

しかし、工事中のビルを覆う足場も養生ネットも何もありません。
それどころか、高層階に仮設の手摺すらありません。

日本で、こんな現場管理をしたら、
即刻、工事中止、是正命令・・・、いや、ここまで酷いと、営業停止や営業許可の取り上げまであるかも知れません。

同じアジアの国、同じような顔をした人達の国ですが、お国柄の違いは大きいですね。

金沢市景観計画

金沢市では、まちなみを守るためとして、昭和43年に「金沢市伝統環境保存条例」が制定され、市独自の景観形成に取り組んでいます。
時代の変化に伴い基準を見直すために、今年3月に「金沢市における美しい景観のまちづくりに関する条例」が制定されました。

今日はその条例に基づく事業者説明会に参加してきました。



一級建築士の悩みごと-keikan_01

一級建築士の悩みごと-keikan_02


全国的にハウスメーカーの住宅や、チェーン展開している物販店や飲食店が氾濫し、街の個性が失われてきていると思います。

個性のある金沢の街づくりになるように、私も街づくりの末席にいるものとして、考えていきたいと思います。