中幅H形鋼 | 一級建築士の悩みごと

中幅H形鋼

昨年の建築基準法の改正以後、マンションなどの計画をしていて感じることがあります。
柱スパンと階高を考慮して、経験値で大体の柱・大梁の大きさを想定して、計画を進めていきます。
ラフのプランニングが出来た段階で、構造担当者と打ち合わせを行い、意匠と構造の考え方のすり合わせをします。

今までなら、大体、柱・梁ともに1サイズの範囲内で、予想通りに構造計算が仕上がりました。
しかし、改正後は、予想よりも1サイズどころか、細幅H形鋼が中幅に変わることもあります。
というよりも、ほとんどが中幅になってしまうような感覚です。

意匠的な納まりなども考え、1サイズぐらいの余裕を見ていても、その範囲を超えて大きくなることも、あります。

同じ建物で、ここまで構造材のサイズが違ってくると予算にも大きく影響します。
構造材のサイズ・アップと鉄材の高騰のダブルパンチで、計画が思うように進みません。

景気対策とともに、改正基準法の影響も、もう一度見直して欲しいと思います。