お疲れ様です。
震災からもう2年。
あのときはお客さん宅のテレビで知りました。
しかも夕方頃。
東京に住む息子さんも勤め先の揺れる高層ビルの中で「死ぬかと思った」と。
あれから2年。
実際に仙台にも行く機会もありました。
震災から1年が過ぎた頃でした。
空港には当時の津波の高さを忘れないように、高い所に印のラインが貼ってました。
電車から覗く仮設住宅と空港の片隅に残るガレキの痕跡に改めて被害の大きさを思い知る。
バスに乗っては高速道路を超えてきた津波の被害の大きさに言葉を失う。
案内してくれた地元出身のガイドさんも、当時を思い出して思わず涙ぐむ。
航空関係のお客さんから聞いた話では、米軍の突貫工事での復旧作業が凄まじかったとのことです。
自衛隊関係のお客さんからは、全国の2/3の自衛官が被災地に集結したとか。
行方不明者の方ががなかなか見つからないその訳も。
実際に現地に向かった職人さんからも被災地でのリアルな話も。
建築業界も大きく影響を受けました。
材料が入らない。
工場が被災して商品がいつ入ってくるか分からない。
よって工期が大幅に延びる。
それでもお客さんは待ってくれました。
「被災地の方の事を思ったらね。このくらいはガマンしなくちゃね」と。
たった2年前の出来事。
どんだけ自分が恵まれているのかと改めて自分に問う。