お疲れ様です。
もう2週間後に迫った東京セミナー。
東京へはいつ行ったっけ。
学生時代の就活で某有名なホテル(帝国ホテルでしたけど)の面接以来だ。
こんな僕がホテルマンだったとは。
自分でも笑える。
雰囲気だけでも味わいたかったホテル。
確か会社説明会と聞いてたので気軽に参加。
「では1次面接を始めます」
え、マジ。準備してないんですけど。
さすが老舗ホテル。
その質問もいやらしい。
当ホテルのあなたが思うイメージカラーとは?
あなたの嫌いな言葉とその根拠は?
あなたの最も嫌だった経験は?
当時ハタチの僕。
殆ど答えることもできずに撃沈。
おかげで他のホテルでの面接では余裕でしたが。
で、選んだ就職先はウェスティン大阪。
筆記は別として、面接では多分満点で通ったと今でも思う。
懐かしい。
傍から見る優雅さと、実際の裏方中心とも思える仕事にギャップを感じたもんです。
理想と違うと、次々と辞めていく同期達。
いつ会ってもグチしか言わない上司達。
社会ってこんなもんか、と教わった今となっては貴重なホテル時代。
そしてその後、ホテル勤務では分からなかっただろう業界にも触れてこれた。
年食ったせいか、改めて深く思う。
無駄な経験はない、と。
使い古された言葉ですけど、深いですよコレ。
ウチの会社でもいろいろと将来を悲観する若い奴も多い、みたい。
聞くとこによると。
ここはあえて言おう。
人生の先輩として。ガツンと。
石の上にも3年。
曰く、ウチの会社でも最低3年。最低ね。
今分かんなくても、後で痛感するんですね、コレが。
それが分からなくても許されるのが、若者の与えられた特権でもありますけど。
でも人間、モンモンとする時期も大事です。