お疲れ様です。
先ほど、怒涛の見積りラッシュのラストの提出が終わりました。
ウチの他2社との競合案件です。
僕の見積もり額は約900万円。
お客さんの当初の予算は500万のことでした。
その内の1社はおよそウチの半額とのこと。
動揺はしない。
お客さんも引いてる気配はない。
聞くとやはり、それらの会社は項目の抜けや工法が違ったみたい。
前回お会いした際に、それらの点を指摘してましたから、危険ですと。
だから当然こちらの内容は、お客さんとの要望とのズレはない。
「んー、ちょっと高いけど、できれば任せたい」とまで言って頂けた。
よっしゃ!
追加しそうな工事も含めて約1000万円と伝える。
「できれば10年ローンでの返済を考えてましたけど、
ここまでリフォームするんだったら15年返済も」とのこと。
いつまで続くのか、このデフレ時代。
少しでも安いにこしたことはない時代。
どこで買っても同じモノなら。
でも、10-20年先を見据えた提案。
それは経験が大きい、この業界。
別に営業センスがある方ではないです、むしろ逆。
でも。
「もし、僕がその家族の一員だったら」
「もし親や兄弟から相談を受けたなら」
いつもそんな気持ちは持ってます、とだけは伝えました。
このリフォーム業界。
業者選びで8割は決まります。
後で後悔しない提案を常に行ってるつもりです。
・これから何年住むのか
・親との同居の予定はないのか、可能性はどれ位か
・はたして客間は必要なのか、ここ1年で何組のお客様が来たか
・緊急性のある工事、ない工事
・もちろん耐震面も。
お客さん自身もわかってないことが多い。
もしかしたら今後、家を手放せなければならない時が訪れるかもしれない。
将来なんて誰もわからないですから。
でもそこまで考えてプランを練ってますから。
そのためには、たとえ午前様になろうが。
昨日(今日は)1:30頃まで仕事しました、久々に。
業者決定。
それだけはお客さんの責任。
「安ければどこでもいい」と思ってるんでしたら、
真っ先にウチを切ってください」と、お伝えしました。
「ナスや大根を買う金額ではないですからね」と。
「オタクが一番安かったから頼む」
これは嫌。
「ちょっと高いけど頼みたい」
これです。
ザ・付加価値。
それだけは譲れないのが僕のルール。