その名の通り、ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎによる障害です。
大腿の前面にある大腿四頭筋は膝蓋骨(いわゆる膝の皿)につながり、
膝蓋骨は膝蓋靭帯を通して脛骨(脛の骨)につながる。
膝関関節を伸展させる(膝を伸ばす)ときは大腿四頭筋が収縮して
脛骨を引っ張るようになっている。
このため、ジャンプなど膝を伸ばす動作を行うと膝蓋靭帯に張力が加わる。
また、着地においては膝が曲がろうとする勢いに対してブレーキをかけるため、
着地の際も膝蓋靭帯に張力が加わる。
・・・よく分かんないですよね。
分かりやすく言えば、
ジャンパー膝は、膝の内側にある軟骨や軟骨組織に異変(炎症や変形)
が起こり、痛みが発生します。
そして厄介な事になかなか治り難いという特徴があるんです。
特に、起こりやすいスポーツとしてあげられるのが、足を積極的に使う競技です。
・バレーボール
・バスケットボール
・サッカーとか
このようなスポーツでよく見られます。
膝に負担を掛け過ぎてしまいやすいスポーツですね。

バレーやバスケットは、ジャンプして膝を伸ばし、落ちるときに縮む動作を繰り返します。
サッカーは、キックの際の膝の伸展、そして、走るときのダッシュなどで膝にダメージを
蓄積させてしまいます。
長時間に渡って、屈伸運動を繰り返すとこのジャンパー膝になる確立がグンと上がります。
そして湿布などで対応しても、元々は炎症からくる病気なので、
炎症を止めない限りはジャンパー膝は完治しませんから。