私は、牛丼を食べにすき家に行った。

私は、牛丼が食べたかった。

「この500円で...」

500円あれば、大盛りが食べられる〜♪

 

無性に牛肉が食べたかったんです〜(笑)

自分、一人焼き肉は、ハードル高いっス💦

 

店に入ると、『研修中』を胸に付けた青年が、

たどたどしく応対をしてくれた。

「...彼の緊張が伝わってくるなぁ〜。」(笑)

そんなことを思いながら牛丼・大盛りを注文する。

 

食べていると...

『これ、どうやって食べるんですかっ💢』

と聞こえた、気がした。

 

見てみると...

あの研修中の青年が、プリンを配膳していました。

スプーンを忘れていたらしい。

「あぁ、頑張ってるな〜」

彼にしてみれば大変だけれど、

ちょっと微笑ましくも思う。

 

プリンを頼んだのは、2人の子供を連れたお母さん。

おそらく、お姉ちゃんと弟ちゃんだと思う。

お姉ちゃんは小学校に上がったばかり、くらいかな?

 

座っていた席からは、

お母さんの顔は見えないけれど、

『あぁ、イライラしてるなぁ〜』

というのが分かります。

 

声は聞こえないけれど、

弟ちゃんがお母さんにプリンを

『食べる??』

ってしてるのが分かりました。

 

お母さんが、

『いらない』

ってしてるのも分かりました。

 

それを見た瞬間でした。

『あぁ、あの子、

お母さんにご機嫌でいてほしいだけなんだな』

と理解しました。

横を向いていた弟ちゃんの表情は見えています。

 

『そうやなぁ、そう思うわなぁ...』モグモグ...

 

あのお母さんは、

自分が発した言葉と

『同じ言葉』で『同じように』

世界から責められている。

とも思いました。

 

人間は、外に向けて発した物を、

同じように世界から受け取っている。

 

つまり、『これ、どうやって食べるんですか?』の

『どうやって』

の部分です。

 

お母さんは、きっと、常に、

『これ、どうするんですかっ💢』

って世界から責められている。

あのお母さんは、

きっとそう感じて生きている。

 

お母さんは、大変だなぁ...

弟ちゃんも、大変です。

お姉ちゃんは、お母さんのスマホいじってたな...

 

つづく〜