ラテンドレスを作った! | やりたいことが多すぎて 〜ダンス・ドレス・ミシン刺しゅう・ネイル・〜StudioAzure

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ネイル、オーダードレス、ドレスリフォーム、に加えて、オリジナル刺繍を始めました。ドレスや小物に少し手を加えて、更に自分らしさを演出したい。現役ボールルームダンサー兼パソコンインストラクター。ダンス上達のポイント、パソコン上達のポイント伝授します!

衣装製作に興味を持ったのは

 
うちの団体の先生でご自分で衣装を縫ってらっしゃる先生が何人かいらして、その腕前も素晴らしくて、私もやってみたい!という単純な理由でした。
 
 
パーティでフォーメーションを踊ったときの衣装もその先生の手作りだという事だったのですが、簡単な作りにも関わらずシルエットや、ドレスの動きが素晴らしく、
更にやってみたい好奇心に火がついてしまいました。
 
 
 
その後、生徒さんが参加するミニデモの衣装を用意することになって、

前回フォーメーションで借りた衣装を参考に作る事にしてみました。


生地は2wayというストレッチ素材を使う事に。


生地屋さんに探しに行く時間はないので、ネットで調べて、水着やレオタードの生地として売られている柄の派手目な生地を用意しました。



パーティのミニデモは、本デモと呼ばれるデモと格を付けるため衣装に制限があります。

社交ダンスの衣装は、キラキラした石がついていたり、羽やスパンコールでデコられているのが多いのですが、そういった装飾は付けられません。


なので、生地の素材や柄を工夫したいと考えました。


あまり薄い生地だと、踊ったときにドレスの動きがでないですし、
柄がないものだと地味になってしまいます。

せっかく華やかな舞台で踊るのですから、それなりに、、と

裁縫の腕はともかく、そんな事を考えて生地選びをしました。


選んだ生地は本当に水着とかに使ってもいいくらいしっかりしていて、
伸びもよく、ちょっと縫うのが大変そうに感じました。

そんな事を言っていてもはじまらないので、とりあえず裁断し縫い始める事に。。



裁断は私の持っているワンピースを型に適当に行いました。

あとはミシンで縫うだけです。


生地が厚いので、直線縫いは意外と楽にできました。

切りっぱなしでもいい生地なので、立ち目かがりも必要なくて楽。

あっという間に完成!

とまでは良かったのですが。。。。


実際に生徒さんに着てもらって踊ってもらうと問題が出てきました。


初めはインナーは作らず、ドレス用のレオタード、または下着を付けてもらうようにと思ったのですが、生地がつるつるしているため、生地同士が滑ってしまう恐れがある事がわかったのです。

裏がつるつるしているのは落ち感があっていいのですが、

踊ってるときに滑ったら、結構危ない。。


私が着る分にはそういう事も考えて踊るので問題ないですが、

着るのは生徒さん。安全第一です。


とうことでインナーを作ってドレスと接続させることに。


一緒に肌色の裏地を買っていたので(よく水着の裏についているような生地です)

それでレオタード風のインナーを作りました。


型紙がないため、他の衣装のインナーの寸法をはかり、型紙を作りました。


胸に立体感が出るように、丁度ワイヤーブラのワイヤーが入るあたりにゴムテープを縫いつけて、着た時にシルエットがでるようにしました。

これも持っている衣装のインナーを参考。



で、ようやくインナーも出来完成。

ただ生徒さんに着てもらうと、肩と背中が開きすぎてしまい、下品になってしまうので、少し肩が出る程度の位置にボタンを付けて調整できるようにしました。

ボタンつく位置に縫い付けの大き目のストーンを付けて、

ちょっとだけキラキラ感が出てよかったと思いました。

それと、サイドのスリットの位置も、少し下げて、あまり脚があらわにならないようにしました。


出来上がりはこちら(踊っているビデオからキャプチャーなのでわかりにくい。。)
 

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この衣装作り、

私のやってみたい!をそこそこ満足させるものとなったのですが、

しかし、製作中に、ここがうまくいかない、これはどうしたらいいんだろう、、と

どんどん疑問が膨らんで、さらに、ちゃんと教えてくれるところはないだろうか。。。

と考えるようになってました。


洋裁教室なども探しましたが、なかなか私の希望に合うところがなく、

あきらめかけていたのでした。