ピントの合う範囲 | 読むだけでプロなみの写真が撮れるようになるブログ

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人物撮影専門のプロカメラマンが、カメラの選び方から撮影のテクニックまで大公開


写真を撮るときはピントを合わせますよね

一眼レフなど設定を細かく変更できるカメラの場合

「絞り」の数値を変えることで

ピントの合う範囲を

広くしたり狭くしたりできます



↑このようにティッシュの箱を

階段状に並べて

一番手前の青い箱に

ピントを合わせて撮ります


「絞り」を変えると

後ろの緑やオレンジ色の箱にも

ピントが合っているように

撮ることができます↓




反対に青い箱以外がふんわりと

ぼけるように設定することも可能です↓




ピントのことを日本語で「焦点」といいますが

実際にはピントは点ではなく「面」で合っています




青い箱の文字にピントを合わせると

箱の表面全体にもピントは合っています


「絞り」を変えることで

ピントの合う面の奥行きが変わります


奥行きの範囲を広くすれば

オレンジの箱までクッキリ写りますし


奥行きの範囲を狭くすると

青い箱だけピントが合っていて

範囲外の部分がぼけるので

立体的に見えるように撮れるわけです