写真を撮るときはピントを合わせますよね
一眼レフなど設定を細かく変更できるカメラの場合
「絞り」の数値を変えることで
ピントの合う範囲を
広くしたり狭くしたりできます
↑このようにティッシュの箱を
階段状に並べて
一番手前の青い箱に
ピントを合わせて撮ります
「絞り」を変えると
後ろの緑やオレンジ色の箱にも
ピントが合っているように
撮ることができます↓
反対に青い箱以外がふんわりと
ぼけるように設定することも可能です↓
ピントのことを日本語で「焦点」といいますが
実際にはピントは点ではなく「面」で合っています
青い箱の文字にピントを合わせると
箱の表面全体にもピントは合っています
「絞り」を変えることで
ピントの合う面の奥行きが変わります
奥行きの範囲を広くすれば
オレンジの箱までクッキリ写りますし
奥行きの範囲を狭くすると
青い箱だけピントが合っていて
範囲外の部分がぼけるので
立体的に見えるように撮れるわけです