記憶と記録・・・。 | 横浜の写真スタジオ『studio3』のブログ

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こんにちは
本日、studio thREeは定休日でした。




人の記憶とは曖昧なものですね。
ワザとでないにしろ、記憶をすり替えて覚えてしまう事もしばしば。
手の平からこぼれ、そこに2度と戻らないものは、
美談のみを残し後悔の記憶を植え付けたり・・・。
記憶していた映像ですら自らが想像して作り上げていたり。

そう。小さい時の記憶。
昔からその事を思い出すと同じ映像が頭の中に映し出されるのですが、
実はその映像が自分が想像で作り出したものなんだと気付きました。

遠い昔、私が幼稚園の頃。
極度の人見知りで幼稚園のバスに乗るのを激しく嫌がったという私ですが、
バスに乗るのを嫌がっている自分の映像が頭に残っているので、自分自身その事をよく覚えているのだと思っていました。

けれど、よくよくその映像を見てみると、映画をみている様に自分がその中にいるんです。
本当に自分の記憶であれば、その場で自分が目にした光景が残るはずです。

恐らく、親に聞いた事を勝手に想像して映像化したんでしょう。
それがいつの間にか定着して、その映像が記憶だと勘違いしたんだと思います。


記憶というのは、ある程度曖昧な方が良い時もあると思います。
けれど、決して忘れてはならない記憶もあります。
反対に忘れたいのに忘れられない記憶もありますが・・・。


私達はカメラマンです。
記録を残します。

シャッターを押した時が、記憶を記録に切り残した瞬間です。

その一枚一枚の責任、
被写体の時間を切り取るという重み、

『命を削ってシャッターを押す』

そうブライダル時代に言われていた言葉は、
カメラマンで在り続ける限り忘れません。

 





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