こんにちは
週末更新できずすみませんでした。
さて、今日は「塾の選び方」について書いていきたいと思います。
僕は別にどこかの塾の回し者でもないですし、アフェリエイトで稼ぎたいわけでもありませんので率直に、書いていきます。特にどこか特定の塾をおすすめするというわけでもございませんのでご安心ください(笑)
中高生、特に受験を意識し始めた学生・親御さんにとって、塾選びは関心の的だと思います。でも結構探してみると、結構たくさん種類があってどこにすれば良いのか困るという風に思う方も多いのではないでしょうか。
ぱっと考えてみただけでも、中学生であれば早稲アカ、サピックス(最近名前変わったような気もしますが、とりあえずここではサピックスとそのまま書きます)、TOMAS、、、
高校生であれば、駿台、河合塾、代ゼミ、、、、
まあたくさんありますよね。まずはこれらを分類していきたいと思います。決して全てを網羅しているわけではないですし、僕が勝手に分類したものなので、その点はご了承ください。
大手進学塾
早稲アカ、サピックス、駿台、河合塾、東進ハイスクールなど
大手補習塾
栄光ゼミナール、TOMAS、明光義塾、スクールIEなど
その他、個人進学塾、個人補習塾、、、探せばたくさんあります。もっとたくさん例を挙げようと思いましたが挫折しました(笑)
どれが良いのかよくわんない!という人のためにここで、大手進学塾(予備校)、大手補習塾、個人塾の3つに関してそれぞれ良い点・悪い点について書いていきたいと思います、ただし多分例によってダラダラと書いていくと思いますので、今日は大手進学塾(予備校)だけになると思いますがあしからず。
大手進学塾(予備校)
・良い点
大手進学塾といえばまずすぐ浮かぶのは「開成◯◯人合格!」、「東大◯◯人進学!」といった、魅力的な合格実績の広告・宣伝だと思います。こう言う文言を目にすると、特に難関校を目指そうとしている人であれば「この塾に入れば自分も・・・!」という印象を受けることでしょう。
確かにこれらの大手進学塾(予備校)はかなり質の高い講師を揃えておりますし、テキストや模試なども相当考えられて作られているのでクオリティは非常に高いといえます。大学別・教科別の講義も充実しています。
また合格実績にもありますが、ここに集まる学生もかなりの進学校であったり、実力者であるので、周りのレベルも高く、彼らと一緒に切磋琢磨していけば学力も伸びる可能性は高いかもしれません。
また設備も充実しており、自習室はたくさんありますし、赤本などの品揃えも豊富でしょう。首都圏であれば新宿、御茶ノ水など交通の便の良い立地にあるので学校帰りでも通いやすいという利点もあります。
・悪い点
ここまで書くてかなり魅力的に見える大手進学塾(予備校)ですが、もちろんマイナス点もいっぱいあります。そしてその全ては今述べた「良い点」の裏返しでもあります。
まず合格実績についてです。これには数字のマジックと言うか、統計的な処理に注意しなくてはなりません。東大や開成などであれば、一人につき一人しか合格として加算されないので数字は信用できます。これって当然のように思うかもしれませんが、系列校が何校かある高校であったり、早慶上智など私立大学であったりに関しては注意が必要です。
例えば慶應の付属校は、日吉にある慶應義塾高等学校(塾高)、埼玉にある慶應義塾志木高等学校(志木高)と2校あります。中学受験の場合には慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部もあります。
当然、慶應の付属校に行きたい生徒は高校受験であれば、塾高、志木高両方受けるでしょう。この場合一人で両方とも合格した場合、合格実績には「各校1人ずつ合格」として加算されます。つまり、本当は一人しか受かってないのに、「慶應の付属校合格者2人」と表記することが出来ます。そして小さい文字で「延べ数」などと書いて置いけばOKです。
大学受験でも、慶應大学の文系学部だけでも、法学部、経済学部、商学部、文学部、環境情報学部、総合政策学部と6学部あります。僕もそうでしたが理系で経済学部と理工学部を併願する人もいますのでそうすると一人で受けられる学部はもっと増えます。
仮に非常に優秀な高校生が一人で法学部、経済学部、商学部に合格した場合それだけで慶應合格者数は3人とカウントされます。
3学部、4学部受かる人はなかなか珍しいですが、大体2学部くらいであれば受かる人は非常に多いです(僕も経済学部、商学部に合格しております)。なので系列校のある高校、学部の多い私立大学に関しての合格実績は必ずしも合格者数と実際に合格した学生の数は一致しません。したがって、合格実績は「延べ数」なのか、「実際の合格者の数」なのかについては注意しなくてはなりません。
開成など系列校のない高校や東大など国公立大学は一人一回しか受けられないので合格者数と受験者数は1対1対応していると考えられるのでまだ信用できます。
しかし、開成や東大など延べ数で表記できない学校ももう一つ注意が必要です。それは「なにを持って塾の生徒」とするかという問題です。
合格した生徒は本当にその塾の生徒なのでしょうか?
そんなの当たり前じゃん、と思う方もいるかと思いますが、必ずしもそうではありません。中には「その塾の模試だけを受けた生徒」、「夏期講習や冬期講習などだけ受けた生徒」も「塾に在籍した生徒」として合格実績にカウントしている塾もある可能性があります。もちろん最大手は「夏期・冬期講習のみ、模試のみの生徒数は含まない」表記しているところもありますが、このような文言がない場合にはどの範囲まで「塾の生徒」としているかについては疑問符が付きます。なので、広告に載っている合格実績についてはそこまで鵜呑みにせず、実際に説明などを受けている時に質問すると良いでしょう。基本的に独学だけど夏期講習・冬期講習だけ大手進学塾(予備校)に行くという生徒は多いです(特に地方ではありえます)。
なんかここまでで長くなってしまったので今日はここまでにします。毎度すみません。。
次回は大手進学塾(予備校)の悪い点の続きを書いていきたいと思います。
なんか悪い点ばかり長く書いておりますが、決してネガティブ・キャンペーンをしているわけではありませんのでその点ご理解ください。最後に僕自身の経験も書いていきますのでそこまでお付き合いいただけたらと思います。
今週は「塾の選び方」について詳しく書いていきます。