さて、年が明けてから色々と音楽を漁っていたもののアルバム単位でじっくり聴く暇もそれをレビューする暇もありません。そこで気に入った曲をピックアップしていきたいと思います。アルバムの感想はまた改めて。




シンガーソングライターのサッカーマミー。曲が非常に良いのとメランコリックなギターが素晴らしい。天才肌ですね。





同じくシンガーソングライターのミツキ。日本とアメリカのハーフだそうです。とにかくソングライティングが天才的で音はインディオルタナ〜ニューウェーブ。と来ればそりゃ湧き上がるものがあるでしょう。大好きです。





ホラーな雰囲気ですが17歳か18歳くらいのポップアイコンシンガーです。プロデュースは実の兄だそうですが、研ぎ澄まされたセンスで作られた楽曲がすごいです。音抜きもここまで来たか。日本でもちょっとくらいこういうの流行って欲しいものですね。





1975の新作、めちゃくちゃ良かったですね。本当に1曲1曲で色が違うのでここでは選び辛く、アルバムで聴かないと真価の全体像は見えません。なら選ぶなよ。。という感じですが、話には出しておきたかったので。





Aviciiのことは去年のうちに書きたかったんですが機を逃してしまっていて。何はともあれ一番好きなこの曲を。次回作を聴けないのが本当に残念。RIP


という感じで貼ってみました。このブログでは初の試みです。今年は子育て奮闘で時間もなさそうなので、またこんな感じでやるかも。とりあえず今自分の中では完全に洋楽女性アーティストモードです。可愛いさ視点を混同させているつもりはありませんが昨今は良質な女性アーティストが多いもので。。邦楽はきのこ帝国とHomecomings(やっぱり女性)にお熱なくらいで、それ以外はあまり興味が向いていません。まぁその内に嗜好が変わるかもしれませんが。
おめでとうございます。今年も何卒よろしくお願いします。年末はお子の誕生でドッタバタしてたので一年の総括ができなかったのが悔やまれます。でも可愛い可愛い我が子の誕生で綺麗に締まりました。

さて、去年はせっかくCS契約したので映画をたくさん観ようと決め、100本以上観ることができました。映画の素養はゼロに近いので手当たり次第ではあったけど、たけし・伊丹・是枝監督作品を色々観れたのは良かった(もちろん海外も色々)。と言いつつ一番好きだったのはシンシティだけど。。。全部感想書きたかったけど間に合いませんでした。

正月が明けて仕事のために自分一人だけ自宅に戻って来たので、突然空き時間が増えました。この時間に何をするのかは、自分でもはっきりしていませんでした。映画を観るのか、テレビを観るのか、音楽を聴くのか、漫画を読むのか、ゲームをするのか、外に出るのか、AVを(自重。蓋を開けてみればひたすら音楽を漁って聴いていました。映画やゲームはこれから子育てで時間無いだろうし、テレビは時間の無駄だし、漫画は面白い物を探す気力がないし、AVは(自重。必然ですね。今年はたくさん良い音楽に出会えるといいな。

しかしここ10年くらいはあまり積極的な聴き方をしていませんでした。たまたま情報が入ってきたアーティストだけ。情報源は、大体は日本のフェスかSNS、特定のブログから。それでも素晴らしい出会いはあったけど。そんなこんなで自分の中での音楽シーンがタイムスリップしていて時代についていけてません。降って湧いたアーティストがすでに大物だったり、好きなバンドがすでに消えていたり。そもそもギターサウンドが主軸のバンドがあまりいない(邦楽ロックの前線界隈には多いけどいまいちピンと来ない)。フジロックのヘッドライナーがNERDとケンドリックというのに戸惑いを隠せませんでした(結果的には素晴らしいラインナップだったと思います)。あと音楽雑誌の衰退がシャレにならないレベルになってますね。今や情報源の収拾がつきません。なので共感できるセンスを持つ個人に的を絞って吸収していくしかありません。知り合いだったり、個人ブロガーだったり、フェスのオーガナイザーだったり。

まずは嗅覚を養うことが必須。自分の嗜好は今完全に洋楽モードなので、それに従って探していこうと思います。個人的に頭にあるのは
・せっかく流行っているヒップホップを掘り下げたい
・EDMの雪崩に押し流されたエレクトロやダンスミュージックがこの先どういう動きを取るか
・ドリームポップやシューゲイザーはやっぱり好き
・がんばれギターロック、ギターポップ
・なんか女性アーティストに勢いがある気がするのでがんばれ男
・だけどやっぱり可愛い女の子は好き(例:ローレン・メイベリー、佐藤千亜妃)
・ストーンズとAC/DCがすごく気になっている

自分のテーマはこの辺にある気がします。今年もロケンロー

☆☆

 

谷崎潤一郎のフェチ小説を原案として映画化したプチエロ映画。原作はフェチ小説として名高いようですが、この映画は全然ダメ。恐らく作った側が変態じゃないので、勝手に変態のイメージを誇張して好き勝手に並べたような感じ。人に言えない背徳感とか一切見せることなく足だ足だーとハァハァ言いながら騒いでるだけ。本物の変態・フェチとはもっと奥深いものだと思います。ヒロインの体当たり演技に星一つ増やしただけ。

☆☆

 

ブラピ主演の歴史アクション。ギリシャとトロイの争いを描いたもので、映像やアクションはなかなか良かったしストーリー的にも長尺の割にはテンポ良く観れたんだけど、如何せん戦う理由がしょーもなさ過ぎる。和平が成立したのにトロイの王子がギリシャ王室の人妻を寝取って逃げるとか。。。愛のための戦いを謳ってる割には直接の決闘でも逃げ出す王子。きっかけがアホらし過ぎてその後の流れにも感情移入できなかった。最後の方のトロイの王様とブラピの関わりの辺りはどちらもかっこ良かったので救い。

 

結局は一人の色恋沙汰のために国同士が衝突して大勢の人が死にました、という悲しいお話。

☆☆☆☆

ロマン・ポランスキー監督の1965年作品。原題は「Repulsion」若い女の子が家族や職場などによって色々なストレスを感じながらだんだん壊れてゆき、殺人を犯してしまうまでを描いたサイコサスペンス。カトリーヌ・ドヌーヴの狂気の演技がハラハラさせるんだけど、周りの環境の描き方も非常にストレスフルで良い。電話のベル、近所の鐘の音、しつこく言い寄ってくる男、不倫している姉、その相手の男、職場の嫌な客、家賃を取り立てにくる大家、など観てる方までイライラしてくるので大成功。