そして、トモミは僕の言うとおり、沈黙を守った。
「……」
――今夜、私を好きにしてもいい。
それって――やっぱり、そういうことなんだよな。
それを意識しだすと、改めてトモミの肢体が、変に艶めかしく見えてくる……浴衣から覗く胸元の素肌が妙に生々しく見えるようになって、僕はいきなり目のやり場に困り出した。
「そ、その……」
「――今の私にできるのって、それくらいしかないから……」
なんと声をかけていいかわからない僕に、トモミが助け舟を出すように口を開いた。
「社長は、いつも想像を絶するような痛みや苦しみの中でも、人前では絶対に八つ当たりしたり、泣いたりしないから。また元の生活に戻るのなら、きっと社長はもう、更なる苦しみの中に身を投じるんでしょうから……だから、今夜くらい、そんな社長を好きにさせてあげたい。メチャクチャになりたいなら付き合うし、泣きたいのなら、泣いていいですよ」
「……」
それは、自分が前々から望んでいたもの。
シオリを想い続ける虚しさ、ユータやジュンイチに対しての後ろめたさから逃れられなくて,Kate Spade。
僕は何度も自分をゴミにし続けてきた。chanel 財布 新作
他の女に溺れようともした。
「私は、構わないですよ。社長がそれで少しでも楽になれるのなら――社長の背負った業とか痛みとか――そういうのを包み込んであげたい」
そう言ってくれるトモミの声も、表情も、とても優しくて。
「……」
7年間我慢していた色々なものが、一気に崩れ去る音が、僕の脳裏に響いた。
僕は炬燵から足を出し、すっくと立ち上がる。
「――社長?」
トモミは首を傾げた。
僕は手を伸ばして、炬燵の上――僕たちの頭上にぶら下がっている蛍光灯の紐を引いて、明かりを落とした。
「え?」
真っ暗になる部屋。
そして、僕はそのままトモミの前へ移動し、彼女の膝の下に手を入れて、そのまま有無を言わせず両腕で彼女の体を抱きあげた。
「え……あchanel 財布 がま口
……」
突然のことに、トモミも声を漏らす。暗い中でいきなり体を持ち上げられて、怖かったのか、トモミは思わず僕の浴衣の胸元を掴んだ。
僕はトモミを抱きかかえたまま、足で隣の部屋の襖を開ける。そしてそのままトモミを敷いてある布団の上に寝かせ、僕はトモミを下ろしながら、彼女に重なるようにして、うつぶせに寝転がった。
部屋は真っ暗だが、窓から潮騒と共に、月明かりが差し込んでいて、表情がうかがえる程度には明るい。
僕とトモミの顔は、もう15センチにも満たない程の距離にある。寝かせる際に、トモミが握っていた僕の浴衣は引っ張られて、僕の右上半身の浴衣がはだけてしまった。
暗がりの中、トモミの大きな目が月明かりを反射する。僕の裸になった右半身は、もうトモミの身体と重なっていた。彼女の胸のふくらみを感じながら、僕の腕に、彼女の一気に早くなった心臓の鼓動が伝わっていた。
「しゃ、社長……」
とろんとした、トモミの声。切迫した息遣いをした。
僕はそのまま、裸の右腕を伸ばして、彼女の髪に触れながら、彼女の体を僕に引き寄せた。
「……」
トモミの顔がまた近くなるchanel 人気
暗がりの中でトモミの目は、大きく開いていたけれど、どこかとろんとして、覚束ない視線を向けていた。
「……」
やがてトモミは、僕の目をじっと見つめながら、静かに目を閉じた。
「……」
電気を消してから、ほんの20秒も経っていなかったが。
この時僕の胸には、とめどなく目の前の女性の一挙動にまで、愛しさを感じていた。
彼女を強く抱きしめ、その心まで深く慈しみたい。
そんな思いに溢れた。
あぁ――やはり僕
