日本製鉄では219.11.1から事務・スタッフ部門をコアタイムなしの完全フレックスタイム制にしました。

 従前コアタイムが10:00~15;00を05;00~22:00の出退勤時間を自分で決めてよいことになり、月平均で所定労働時間を超えたときは、時間外労働となります。1日17時間働いくことも、1時間の労働でも可能です。もっとも出退勤時刻を自己裁量で決めることが可能とは言え、上司への申告は必要です。フレックスタイムとはいえ、家族と共有する生活時間帯があり、上司からの指導もあるので、始業時間を極端な早朝、夕方からとして出勤する人はすくない。

 労働時間によらず成果による賃金増減にして、成果をだすため長時間労働になるが、労働時間はあなたの自己裁量で決めたたのてすから、病気になったのは会社の責任はない、自己責任とできるのです。

 

 日本製鉄では社外勤務できるテレワーク制度も導入されました。テレワークは特定の業務で上司の許可を得た人のみ適用されます。「クリーエーテブな効率的な働き方」を社員に求めています。効率的な働き方とは換言すれば、時間外労働を減らして成果を出すことです。成果は労働時間×能力ですから、労働時間長い人は能力がないと看做されます。

 

戸畑4高炉前踏切 排滓なべ 2016.7

 

 

 日本製鉄は2019年度決算見通しを2019/8/1発表した。単独決算で△600憶円の赤字。連結決算では鉄事業以外の収益があるので黒字になる。
赤字となるの原因は。中国の銑鉄増産で鉄鉱石が値上げとなり、鋼材価格値上げまがままならず、生産量も下がる。
 社内報では、危機的状況と説明している。
製鉄所決算赤字の対策をいろいろと実行してくるであろうが、下請け請け負に作業の効率化を要請して、請負費を削減要請する。請負のコストは人件費が主たるものですから、労働者にしわ寄せがきます。
決算スライド賞与ですから、来年度賞与は確実に下がります。