徳島の名所『土柱』
岩が浸食してできた特異な景観。国の天然記念物に指定されています。

*土柱の写真は①にて

駐車場から10分の山道。
土柱を見て合計20分ほど、もう帰ろうとしているのに、まだ誰にも会っていない。結局帰りにすれ違いで2人見ただけ。

周囲の道などはキレイに整備されて、
ハイキングコースなんてのもある。掃除もバッチリなされている。で、これか… 

しかし私が何か云うことはないな。
ここで商売をしている方や地域の方が、頑張っていることだし、何より土柱の素晴らしさが色褪せることはないだろう。

ところで帰り際、キレイに整理されたアスファルトの小道を歩く。

と違和感。でも一目いいなと… 


アスファルトに筋の盛り上がり、上部はひび割れている。原因はお分かりでしょう。


右側に見える竹林の地下茎のためです。これはこれで良い景色に思う。でも違和感。

道としては凸凹で問題ありだからです。
左側は草刈りもバッチリ、左奥もよく整備されている。だから余計に違和感を感じます。


でも写真を撮るうちに、こうにも思えた。もしかしたら意図的なのかも?


最後の写真は地下茎が見えている。

周囲はよく整備されている。
問題ありと思うなら、竹林の地下茎を取り除くはずである。でもしていない。つまり、

私同様、関係者の方が、これはこれで良い景色だと思って、あえて残したのかもしれないとか思ってしまいました。

土柱とは、悠久の時を経て、岩を雨水が浸食してできた、云わば自然の芸術作品。

その土柱をいつも見ている方には、
もしかしたら、竹の地下茎がアスファルトの小道に作り上げた凸凹の模様に、土柱の景色が重なるのではないかな… そんな気がしました。